アメリカが1~2日、あるいは数日以内にイランへの攻撃に備えているらしいと多くのニュース媒体が伝えている。トランプ魔王が攻撃計画を承認したというニュースもある。もしもアメリカがイランへの攻撃を開始したら、今は遠距離操縦による空中戦やドローンによる攻撃が主となって人的損害は少ないかもしれないが、イラン人を中心にイスラーム世界からの怨嗟をイスラエルと共に受けることになるだろうにな。イスラーム世界ならずとも心ある人は、今回のイスラエルによる過剰防衛を苦々しく思っている筈だ。軍備に劣るイランは負けるだろう、だがその後に続く「理不尽な攻撃を受けたと信じる国々の抵抗者」から反撃を必ず受けることになろう。反撃は細々としたものかもしれない、だが「抵抗運動」は連綿とテロなどという形で続きそうな気がする。イーロン・マスクがいみじくも言ったという「パレスチナでハマスを1人殺せば、何人もの新たなハマスが生まれる」と。イスラーム教徒を侮ってはならない。それにしてもアメリカと言う大国は強欲だ、アメリカの政治・経済構造は、戦争によって利益を得る軍産複合体によって支えられているとは誰でもが知っている現実だ。アメリカの軍需産業は世界の軍事費の約40%を占めているとか。世界の何処かで戦争や紛争が途絶えたらアメリカ経済はガタガタになる。リーマンショックどころではないらしい・・
イランへの攻撃、どこまで介入するのかは不明だが、ベトナム戦争やアフガンで泥沼に嵌り負けたことを想えば、短期で決着をつけるつもりであろう。何にしても、10年ごとに世界の何処かで大きな紛争がないと経済が立ち行かないとは、阿漕な国だ。トランプは敬虔なるキリスト教徒らしいが、神の恩寵はトランプにはない!