昨日このブログで「世界はイスラエルに対し、甘々だ」と嘆いたが、カナダで開かれているG7の首脳会議では、共同声明としてあらためて「イスラエルの自衛権を支持する」だと! 普段はG8会議ではなかったか?と想って調べてみたら、今回はイラン擁護に回りそうなロシアを外している模様だ・・その首脳会議では「イランには核兵器の保有を絶対に認めない」との立場を確認したというが、それならイスラエルの保有する核兵器90発だったかは、大っぴらに容認ということか。
ロシアとアメリカの保有する核兵器は共に5000発以上、フランス290発、英国225発、中国が500発くらい、印パ共に170発余、イスラエル90発、北朝鮮50発と言うのが世界の定説というところで、そのうち実戦配備されているのが4000発近いという・・それにしても
なんたる一方的で身勝手なG7の共同声明か!許されることではないと想うのはオバハンだけではあるまい。
イスラエルの敵国イランには、なんとしても核兵器を持たせないと、そのための電撃攻撃は何年もかけて計画されたと言い、その様々を欧米は容認するというのか? それにしても・・電撃攻撃の内容を克明に読めば、スパイ小説もかくあらん!「現実は小説より奇なり」ということばかり。イスラエルの諜報機関モサドの存在は悪魔以上だ。
実は、イランも国際原子力機関IAEAというのに、加盟している。原子力の平和利用が核兵器などの軍事目的に転用されないよう、加盟国の原子力活動を監視・検証する制度だという。その加盟国、IAEAの保障措置下にあるイランの核施設へのイスラエルの攻撃、それは過剰防衛を超えている。イスラーム教国20ヶ国は「イスラエルに対する先制攻撃・敵対行為を断固として拒否し、非難する」ときょう声明を出している。