トランプ大魔王は大統領選挙の時に、いま世界で起こっている紛争(戦争)を終わらせ、国際社会に平和をもたらすと公言していたと想う。が、ロシアとウクライナの戦争も、(パレスチナ(ハマス)側が口火を切った紛争で、今は反撃能力も無いというのに)イスラエルのパレスチナ・ハマスへの執拗な攻撃を停めることもしない。イスラエル国内ですらやり過ぎ、行き過ぎ攻撃だと非難が上がり、懲役拒否までが出ているというのに・・イスラエルのネタニヤフという首相には人間としての心が無いのか?それとも単なる臆病者で被害妄想が嵩じているだけなのか(ドイツによるユダヤ人大虐殺ホロコーストによる被害妄想)と想いたくなることが度々だ。
今回のイスラエルのイラン攻撃に際しては、「アメリカへ事前に通知をしていた」というが、事前通知をしておけば、何をしても許されるというものでも無かろうに。イスラエル擁護者であるトランプの真の意向は知る由も無いが、世界中の多くが希求した和平への期待は大きく外れただけではなく、むしろ様々な場面で摩擦などが増えつつあり戦争へと突き進んでいるように想えるから怖い。
日本時間の明日はトランプ79歳の誕生日にあたり、首都では米軍250年を祝う軍事パレードが開催、費用は最大で日本円にして65億円にも上るとか。政府効率化省とやらで300兆円も削減計画からすれば、65億円程度は微々たるものかもしれない。だが何万人だか20数万人だかの役人や職員のリストラ、国際機関からの脱退・供出金の停止など等を想えば、アメリカの国民が(自分のやりたい放題に見えるトランプに対し)「ノー・キングス(王は要らない)」と思うのもアリアリだ。全米50州でデモ計画もあって数百万人を上回る勢いだともいう。