2026年03月

トランプが「イラン体制の転換が実現したから、イランとの交渉が合意に達するだろう」との考えを示したとのニュース。朝、このニュースに関してはAFPだけが報じていて、またまたウゥ~ンと考えてしまったオバハン。AFPはロイターなどと共に世界的な通信社で、公正な記事を配信するから、ロイターの記事と共にオバハンは何時も眼を通す。そのAFPが書いているのだから…と想いながら、いや待て待て!トランプの言ったことを報道しただけで、イラン体制の転換は例によってトランプの口先だけの話か?とも考えてみた。トランプが打ち出す政策や言動がこのところ「市場」を揺さぶり続けている。オバハンのようなド素人でも、トランプの一言一言でオイル値段などが上がり下がりの怪しい値動き、それは罪(インサイダー取引)にならないのか?と度々、ここでも書いて来た。
トランプが2期目に入って打ち出した政策が市場を揺さぶった「トランプ相場」とやらを巡り、発表前に情報を入手した身元不明のトレーダーたちが数百万$の利益を得た可能性につき、ロイターなどでは独自の調査をしたとあった。トランプの決定で市場に大きな変化をもたらした①輸入関税の引き上げ②ベネズエラ大統領の拘束③イラン攻撃に関しては4件等。これらの取引はオプション、先物商品、予測取引など等で、一部投資家が発生前に内容を把握していた事例が確認されたという。

トランプはイランの政権交代の機会を捉え、民主的なイランと戦略的パートナーシップを構築、今後10年間で米企業に1兆$以上の収益をもたらす可能性があるとも言っている。パレスチナ・ガザ沖のガス田・油田に関しても強欲なトランプが手にしたいと考えているモノの1つであろう。トランプの強欲なせいで何千万人もの人々が今、地獄を見ているし、戦争後もこの地獄は何年も続く。
イランと米の話し合いを近日中にパキスタンで開催すると言うが… 1ヵ月余前のイラン・米の話し合いも、両国代表は直接交渉をすることなく夫々が別室で待機、オマーンが間に立って双方の話を取り次いでいた。仲介国のオマーンにしてみれば誠心誠意、双方の意に添うよう接したにもかかわらず、湾岸諸国は大きな被害を受けたと憤懣やるかた無しの思いに違いない。今回のイラン・米の協議も双方、顔を合わせることはなかろう。イランにしてみればイラン存続のためにも譲れないものが多々あり、パキスタンは大変なことに介入したと想う。

アメリカではトランプに抗議する大規模なデモが、ついに全米各地で行われたと言う。イランへの騙し討ち襲撃から1ヶ月、ようやくということか…デモ参加者の言う「イラン攻撃も、トランプの下品さも、利己的で強欲な姿勢も、移民政策も」何一つとして賛成が出来ないとする思いにはオバハンも同感だ。トランプは対イラン軍事作戦をチャッチャと終わらせる筈だったろうに、早や1ヶ月もが経ってしまった。高市が訪米の折には「望めば2秒で、この事態を終わらせることも出来る」と豪語していたし、今もイランとは実りある対話をしていると言い続けている割には、先が見えないような雰囲気でもある。

そしてここに来て、イエメンのフーシェ派(シーア派・兵力20万人)が参戦だ… いずれはフーシェ派が参戦するだろう、それは時間の問題だとは想っていたが。イエメンはアラビア半島の最南に位置し、狭い紅海の入り口にあって番人のような存在だから、米・イスラエルがイランへの攻撃を止め、イランも納得できる形で収まりがつかない限り、世界の海運・貿易にとってはますます障害が増えることになるのだろう。レバノンやイラクにはシーア派が多い、その中の何人か、何百人かは義勇兵となってイランへの応援に駆けつけていることだろう。
同じようにシーア派の信者が多いアフガンからも義勇兵となってイランへ駆けつける人が出ているだろう。今のアフガンはタリバーン(スンニー派)によって牛耳られている。アフガンのシーア派400万人にはハザラ人が多く、彼らは最下層の暮らしの上、タリバーンによって虐げられている。日々、食べるにも事欠いているシーア派の彼ら… 食べられるのなら戦闘員としてイランへ行くことにも躊躇はしまい… すでにアフガンではシーア派の若者を秘密裏に募集していると言う話もあるくらいだ。米・イスラエルのイラン戦は中近東のシーア派を巻き込み戦線を拡大している。パキスタン政府を中心にトルコやエジプトなどがイラン・米間の仲介をしようと尽力中だが、落としどころを見つけるのは至難だ。

米・イスラエルがイランを奇襲攻撃して1ヵ月になろうとしている。攻撃が始まった直後、スペインの首相はトランプが要請したスペイン南部の基地を米軍に使用させることを拒否。トランプからは「スペインとの貿易を絶つ」と脅迫された。あの時のトランプの言い草は「私にはスペインについて何でも好きなようにする権利がある」というものだった。同じようにイランについても「好きなようにする権利がある」と考えているのだろう。トランプには自分が世界の中心、思うがままに出来るとの強烈な自意識があるのだと想う。だからこそ恥ずかしげもなく、言いたい放題のやりたい放題に邁進できるのだろう。
おまけに
今度はトランプの署名入りの100ドル札が発行されるとか。つい先日はトランプの顔が刻印された硬貨の発行というのもあったし… さらには米国内の彼方此方の文化センターや空港の名前も「トランプ」替えると…どこまで自己顕示欲が強いのか!病状はますますの進行だ。それにしても自意識過剰でまったく品が無さすぎると、品にはほど遠いオバハンでも思うのだ。

そんなトランプのせいで、
イランでは軍司令部が12歳以上の一般国民を対象に「祖国防衛戦士」の募集を開始と、昨日のイラン・ニュースにあった。12歳だから基本、戦闘には出ず補給や食料、医療の分野で前線の兵士を支援するボランティアという建前で、愛国心や戦意を掻き立てるのが狙いで、米軍の地上侵攻に備え100万人の兵員が動員だとも報じられている。日本でも太平洋戦争末期には兵力不足を補うために少年たちを動員したが、なんと痛ましいことか…
トランプの停戦提案はパキスタンを介してイランに伝えられたとされるが、どんな提案にしろイランは(3度も騙され裏切られた)トランプに対して不信感を持っているから、合意にいたるのは難しそうだ。仮に合意に至ったとしても、それが守られる保証はゼロに近いものがあろうと、オバハンでも想うもの…

きょうは快晴、庭に出ると爽やかな微風にのって栴檀の花の香りが満ちて来る。戦闘に巻き込まれた人々には申し訳ないが、こうした幸せを満喫できるひと時を本当に大切にしたいと思う。

現在、ペルシャ湾内には45隻もの日本関係の船舶が留め置かれていると言う。イランは非敵対的な船舶の安全な航行を保証しているので、昨日はタイのタンカーがイラン、タイ、オマーンの緊密な協力のもとで海峡を通過、タイのイラン大使館は「友情を忘れない」と、わざわざ発表とか。タイの船舶は3月11日にイランからの攻撃を受けているが、それには「警告を無視したためだ」という理由があった。早い話が、イラン側の言う、従来より北寄りの水路を緩々と通れば良いと言うことなのだろうか?(従来の水路には機雷が仕掛けられているという説もある) 3月1日~23日までの帰還に輸送船が通過した回数は僅か144回、平時から比べると95%減だと。湾内にある船舶のうち制裁対象は米、英、EUなどの約60%らしいが、米・ベッタリの高市を見て、イランが日本の船を制裁対象に入れたか、どうか?

我が家にはオバハンが気まぐれに買い漁り、日本から運んで来た本が2万冊近くもある。それらは本棚に無秩序に並べてあるのだが、
昼前ふと立ち止まった本棚の前で眼についた1冊。元駐レバノンの日本国特命全権大使だった天木直人氏の本「アメリカの不正義、レバノンから見たアラブの苦悩」 天木氏はアメリカ、ブッシュが仕掛けたイラク戦争(当時もアメリカはイラク、イラン、北朝鮮を悪の枢軸と名指し、イラクには大量破壊兵器があるとして戦争を仕掛けた)ことに対し、日本国大使として、アメリカの武力行使を支持する日本政府の姿勢を強く批判。「平和憲法を掲げる日本が主導して戦争を止めるべきだ」との意見を具申。中東情勢を踏まえた外交努力を求め、日本政府から懲戒解雇された折に書かれた本だが、それを今、読み返してみると、トランプがイランに吹っ掛けた理屈と同じことの再然だと良く判る。そしてアラブを中心にした周辺国の苦悩もが。
今、またアメリカの軍産複合体や、イスラエルの軍用エレクトロニクス産業など武器製造会社は急速な成長をとげ超好調だとアメリカの報道にある。

トランプと高市の会談後、夕食会があり、その折の写真がホワイトハウスの『公式サイト』の1枚目にあって公開され物議をかもしているという記事…「日本は本当にバカにされている」「アメリカは本当に酷い」と、その写真を見た日本人の多くが怒っているという。で、どれどれ?どんな写真がホワイトハウスの公式サイトにあって「酷い」という評判なのかと、物見高いオバハン。いやいや…言葉なし… 高市は頑張った!頑張っている!そうした意見も多々あるらしいが、心ある日本人から見たら、特にこの写真を見たら、矢張りヤリ過ぎであったろうと想う。またこの写真と記事が幾つかの海外報道などで出ていて、嘲笑されているのかと想えば、それも情けない。むっつり黙ってスマホを見ているだけの石破とは対極にあって(石破よりは)外交向きであろうが、やはり過ぎたるは猶およばざるがごとし…の典型か!写真がフェイクだとかAIによるものだと想いたいくらいだわ。

このところトランプとイランのことばかりをブログで書いて来たが、実はイスラエルのレバノン攻撃でも死者が1000人以上になったし、家を追われた人々が100万人以上になり心を痛めている。おまけにイスラエルが、かって占領していたレバノンの南部を再び、イスラエル領とすべく併合の要求だ。強い者が勝てば領土も何も思いのままと言うのなら、正義などはお題目以下ではないか… ガザでの死者も7万5000人超え埋もれたままの人は数千人。イスラエルの領土に対する強欲さは「ユダヤ人の故だ」と言われたくはないだろうにな……

つい先日、トランプは5日間の攻撃を延期したと言っていたが、それは「発電所」への攻撃を延期だと言うだけで、米・イスラエルによるイラン各地への攻撃は継続だと。さらにはイラン最大のオイル積み出し港ハーグ島へは戦闘部隊の派遣を検討だとも。トランプの言うイランとの「実りある会談」とは一体何を言うのか? 今となってはトランプの言動をイチイチ真に受ける人は少なかろうと想うのだが、一部報道によると、トランプは市場が開く寸前にアレコレ述べる、市場を意識したタイミングで「こうした種類の発表」を繰り返す。早い話が市場を捜査していると… さも有りなん、トランプの一言でオイルや株価が上がったり下がったりは、既に多くの人も気づいていることだ。こうした事柄は市場操作=罪にはならないのか??

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