2025年12月

世界経済平和研究所とやらの発表で、パキスタンは2025年世界テロ指数で2位にランクインしたと… その多くはアフガン絡みのテロと言えるが、テロ指数1位はアフリカ中部のブルキナファソだとある。アフガンもブルキナファソも貧困の度合とやらが非常に高い国だ。テロの背景は諸々あるが、その多くは脆弱な統治、民族間の緊張、鉱物資源をめぐる競争、気候変動などが頻繁なテロの土壌だと言う。そう読んで、確かになぁ!全部当て嵌まっているわ!と感心しているオバハンだ。
2025年パキスタンでのテロリストの死者数は2115人、治安要員などの死者数は1300人余とあり、この10数年での死者数は最悪だとあるが… 記憶によれば2007年より前の2年間ほどのテロ関連死者数は、この2~3倍はあったような気がする。ムシャラフ政権が最も剛腕を振るっていた頃で、反政府運動や、それに対する取り締まり??は半端で無く強硬だった頃だ。
パキスタンにおけるテロはアフガン関係だけではなく、カシミールを挟んで印パ紛争のあおりもあって沈静化には遠いかも。カシミールをめぐり… 印パ両国・過激派の行動は2026年に再び武力紛争にエスカレートするかもしれない、核武装する印パは世界で最も危険な紛争地の1つになる可能性が無きにしも非ずと言うから、気が抜けない。先日も出張に行く息子が貴重品入れなどのカギを預けながら、「最悪の時には…」というので、どんな時が最悪なの?と念のためにと聞いたオバハンに「戦争やがな、アンタ一人が脱出できる分の用意はしてあるからな」と言われ、改めて緊張したな。

今年も後3日で終わるのか?いや2日半も無く終わるのだ… ペットロス以来のこの3年余は(極論を言えば)単に生きていた…というだけの日々だったようにも思える。無いモノねだり…と判っているが、歳のせいか失くした2匹の小型犬のことが何時までも付いてまわる。かっては後ろを振り向かない。後ろを振り向いたことなどが無いと豪語??し、ただただ目の前にあるモノ・事柄を片付けようと脇目を振る間もなく、必死に走っていたのに。そんな暮らしから遠のいた時期と、ペットロスが重なった運の悪さもあったが、それにしてもこの拘りようはどうだ??自分でも呆れるな!もちろん日々、広い家中をうろつき廻り、あれこれスタッフたちに指示して気持ちよく住めるようにすることや、食べたい物をせっせと作ることにもを意欲はあるが、心の隅では何時も失くした小型犬のことがある。いま居る3匹の犬たちは若くて、太刀打ち出来ない自分の非力さと比べるせいでもあり、若い犬に飛びつかれて3度もスっ転んでからは、余計に敬遠してもいるが…
それにしても2025年、なんだかアッと言う間の1年だ。雨は1週間前にチラっと降っただけで、この数日の大気汚染度は「健康に悪い」に戻った。昨年の冬は、まだ屋上へ出てノンビリ日光浴やお茶を楽しむことが可能だったのに、この1年で酷さに拍車がかかった。我が家は首都の北東に位置し緑も多く、首都圏内では一番マシな地域にも拘らず、この酷さだ… 大気汚染指数の高い大都市に住み続けなくてはならない、逃げ場のない人たちはどうするのか??大気汚染による死者数は世界的には年間1000万人にもなると言い、パキスタンでも逃げ場のない暮らしに呻いている人は多々あろう。大気汚染と共に、治安の悪さにも拍車がかかるパキスタン… 為政者たちの唱えるお題目ばかりの、国民にはチラっとも届かない偏った政策… 先は無いな… なんだか…珍しく…きょうは暗い気分の日だな!

午前11時頃と、午後3時過ぎにジェット戦闘機が空気を切り裂きながら、何度も頭上を飛び回る。この時期に何か??と想い、ふと気が付いたのは「明日はパキスタン建国の父、ジンナー」の誕生日だったことを。ジンナーは印パ分離独立後の初代パキスタン総督だったし、独立に際し尽力したのも確かだが、一説には印パ分離は正しかったのか?なる論争があることも事実だ。
オバハンがパキスタンへ来て約50年この間、ジンナーの生誕日を記念するとして戦闘機が飛んだことは1度も無い。ムシャラフ参謀総長が絶大なる権力を持っていた何年間かは、軍事予算がいっぱいあったのだろう、独立宣言記念の3月や、独立記念8月の前には1ヶ月近くも各種航空機の模擬飛行訓練が毎朝続いた。だが、近年は予算縮小で航空機による訓練飛行は少なかった。ところが現シャリフ政権になってからは、記念日前には飛行訓練が僅かに増え、かつ「祝砲の数がやたらメったら増えた」だけで、ジンナーの生誕日を記念するからと燃料を撒き散らし戦闘機が飛ぶことはなかった。
これら一連の飛行訓練を見ていると、政府と軍の力関係のようなものが良く判る。5月印パ軍事衝突で軍の「功績」が高く評価され、軍の鼻息は荒い。政府は11月に軍のトップ、ムニール参謀総長を元帥に昇格させ終身免責特権をも与えた。政府が与えたのか軍がもぎ取ったのかは知る由も無いが、世界中で終身免責特権を持つ元帥などは何人もいない筈だ… パキスタンの良識ある法曹関係者や人々が「司法の監督権が及ばない決定に」民主主義に反すると声を上げて当然だろう。

きょうも晴れて終日柔らかな陽射しだ。大気汚染度は「健康に良くない」という指標だが、それでもマルガラ丘陵が見えているし、木々の緑が艶やかだ。

日中気温は20℃に届かないのだが、きょうも昨日に続き空が青くて陽射しが暖かい! ところどころに白い雲がふわふわ浮いていて真冬の空だ! 9月半ば近くから乾季に入り、おそらく毎日のように晴れていたことと想うのだが、大気汚染の酷さで青い空が見えなかっただけだと気が付いた。今年最後の野外大バザール行きの車窓から見えるマルガラ丘陵、標高1200m前後の緑がかった優雅な山容を西から東へと延ばし、イスラマバードに暮らしている実感が湧く。パキスタンの首都イスラマバードには高層建築物はなく、首都には緑が多くて大気汚染さえなければ自然環境は本当にきれいだと思う。それにしても今冬の大気汚染の酷さはどうだ! 政府は大気汚染に限らず諸々掛け声をかけるが、国民にはまったく伝わっていないと思う。ゴミ一つきちんと捨てられないし、落ち葉を燃やすな!との通達を出す役所(支局)の直ぐ近く、校庭で大量のゴミを燃やしているものな… 早い話が生徒・学生、教員も政府通達の「環境を守る」などと言うお題目には一切関心を持っていないということだ!となれば大気汚染が良くなる見込みは皆無! やはり引っ越すしかないのかなぁ…
日本での暮らし、食住諸々便利で有難いのだが、さて何をして暮らすか?と考え込んでしまう。イスラマバードにいても取り立ててヤルことはないのだが、家が広いのでそれなりにヤルことはいっぱいある。日本の実家でも家中・家の周りを片付け、掃除をし出したらキリがないくらいにヤルことはイッパイあるのだが、きれいにするには、まずガラクタを捨てねばならないと想うだけで、気力が萎える…

パキスタンはリビアに通常軍装備を売却すると、ロイターが報じている。通常兵器の中にはパキスタンと中国が共同開発したJF-17戦闘機や、パイロットの基礎訓練に含まれる練習機なども含まれていると。国連では2011年以来、北アフリカの国に対して武器禁輸措置を課しているというが…

外国人が日本国籍を取得する際の要件を厳しくする、日本政府は必要な居住期間を5年以上から原則10年に引き上げる方向など等で検討とか。アメリカなどにも細々とした制限はあり 永住権や市民権と、国籍取得はやや異なるようだが、7億円ばかり払えば永住権や市民権への道をトランプ様が開いて下さるとか…

昨夕からきょうにかけて数時間ばかりの小雨と言うか、霧雨。それでも3㎞ばかり離れたマルガラ丘陵が、まったく見えなかった日々から比べると微かに見えるようにはなった。大気汚染度指数は夏以降、初?の「敏感なグループにとっては健康に良くない」にまで下がった。そのせいで空気中の汚れが少し減り、窓から家中に入って来る午後の陽射しは暖かくて明るかったし、3ヵ月ぶり余で沈みゆく赤い夕陽までが窓越しに見えた。でも待ちに待った冬の初雨とやらは、これでお終いらしい。予報では明日から晴れの日々、大気汚染度も元の健康に良くないに戻るのだろうが、僅か1日だけであっても木々の緑が目に染み入るのは有り難い! だが最近、左眼が悪くなっているらしくモノが二重に見える。特に長時間、メガネをかけて読書などをした後は酷い。で… 夕食後、息子に近くの高級メガネ屋へ連れて行かれたら、売り子10人くらいの前に20数人の客。高いメガネを買う人がこんなにもいるのかと驚いてしまった。3着で300円のジャージを買うようなオバハンが行く店ではないが、数年前にもそこでメガネを作っているし…と。で、検査色々、レンズも色々試した結果…「ではこれは?」とかけられたメガネ。手元の文字を読んで「あぁ、とっても良く見えます」と言ったら、普段オバハンが使っているモノだった!メガネ屋の検査技師、あきれていたな。読書用にと作ったメガネなので遠くが見え辛いのは解るが、外した時の左目の乱視具合…もっとまともな医者に行くべきなのかな?

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