2025年04月

インドとパキスタンの緊張はますます(徐々に?)高まっている様子だ・・それについて、きょうは在パ日本大使館からもお知らせが来た。「パキスタンに在留している日本人は、報道などにおいて最新の情報を入手して頂いて、よろしいよう十分に心がけてください」って。チト日本語がオカシイ、単純な表記まちがいであろう。揚げ足とりと言えば揚げ足取りだが、よろしいよう十分に何を心がけるのかね?と。わざわざ大使館が在留邦人にお知らせを出すからには矢張り、よろしいよう十分に心がけねばならない状況なのだろう。取材の手配をしていた大昔なら、状況把握などに気合を入れたが、今となっては万が一の折には日本へ逃げ帰るだけだ等、ノー天気なオバハンだ。
印パの管理ライン(両国が接しているカシミールの地域では)この1週間、ずっと銃撃戦が続いているという。また、占領下のカシミール上空をパトロールしていたインド軍の戦闘機がパキスタン空軍の緊急発進により撤退したとか・・緊張は高まっている。インドのモディ首相はインド軍に「作戦上の自由を与えた」とも伝えられている。パキスタン自身も数々のテロに翻弄され、その対処に日々追われている被害者だから、カシミール(パハルガム)での惨劇の痛みを理解している」と政府首脳が言う・・インドはカシミールの西に広がるGB州ギルギット・バルティスターンの領有をも主張している。そのギルギットやスカルドゥへのPIAフライトは、きょうから中止になった。

日本のニュースで、このところ山岳遭難が相次いでいる・・と思い、アッ、日本はGWなんだ・・と、あらためて思った。日本は新緑の季節か・・さぞ気持ちの良い季節だろうと想いながらも、山での遭難記事を見かけるたびに、知り合いではないかと気をもんでしまうオバハンだ。

ニューヨーク・タイムズ紙は、「インドのモディ首相が、インドが不法に占領したカシミールでの致命的な攻撃を受けて、パキスタンに対する軍事行動の可能性を正当化するため、10人以上の世界各国の首脳と緊急に連絡を取り、また100を超える外国公館の特使をインド外務省に招集。積極的に国際社会の支援を求めている」と報じた。「イラン、サウジアラビア、国連は自制を促し、アメリカを含む主要国は(別の思惑)他のことに焦点を当ており、トランプはインドの対テロ活動を強く支持する姿勢を示している」と。大国インドの購買力を想えば、そして共同で武器開発をしていくパートナーであるインド。アメリカがインド支持に回るのは当然とも言えるな・・またニューヨーク・タイムズ紙は、「攻撃から6日を経過した現在、インドは公式にどのグループが攻撃を行ったのかを特定しておらず、パキスタンの関与を裏付ける具体的な証拠もほとんど公表されていない。さらに、モディ首相はパハルガム(カシミールの攻撃を受けた町)事件後の緊張緩和よりも、戦争を優先している」とも・・経済が行き詰まり、国民生活もひっ迫なパキスタンにとっては嫌な雲行きだ。

片やパキスタンのニュース。治安部隊は昨日、パキ・アフガン国境から侵入を試みていた54人のテロリストを無力化し、3日間にわたる作戦で殺害された武装勢力は計71人とも。作戦遂行中、インド人の命令で活動していた17人を無力化したとも。アフガンは親インド国家だから・・アフガンから出撃してくる武装勢力の中にインドから指令を受けたというテロリストがいても何ら不思議ではない。
パキスタンは2025年世界テロ指数で第2位。国内の治安も悪く、財政能力を超えた支出を繰り返し・・国の利払いが政府歳入の約60%では・・国家運営(教育、医療、ちゃんとしたインフラ整備)などへの支出は不可能だ。まともなパキスタン人たちが海外へ流出して行くのは、当たり前だ・・


首都イスラマバードには、大統領官邸や国会議事堂など等の国家機関を網羅するエリアがあって、そこは一般人がフラフラ入れないレッドゾーンと(近年は)呼ぶようになっている。その厳重に警備されたレッドゾーン内にはVIPや国賓などの御用達?になっている5つ星ホテルが2つある。その2軒の5つ星ホテルに掛けられて来た2通の脅迫電話。隣国からの国際番号だと判っているという・・発信者はホテルのスタッフに対し「敷地内に爆発物を積んだ車両が存在する可能性がある」と警告。対テロ対策室や爆発物処理班を含むたくさんの人員がホテルへ急行し、2ヶ所のホテル周辺および周辺地域にも警戒措置が敷かれ、避難命令が出た。また、ホテル内に駐車していた車など等も捜査。幸い何事もなかったようだが・・きょう大丈夫だったからと言って明日も大丈夫かどうかは判らん! 首都警察なども隣国を直接には名指しせず、脅迫電話をインドのせいにはしていないが嫌な気分だ。我が家はどちらのホテルにも、ほぼ等間隔2㎞くらい離れているだろうか? 約20年前にマルガラ丘陵に近い方にあった5つ星ホテルの爆破時では、我が家のガラス窓も盛大に割れた。1回きりの脅迫電話で済めば良いが、何回もかかって来たらたまらんわな。そのうちに慣れて??注意を払わなくなった時にドッカ~ンなんてあれば・・まったく陰険な脅迫電話だわ・・

大昔から窓の外が薄明るくなって来ると、寝ているのが惜しくて起き出してしまう貧乏性なオバハンだ。日に日に夜明けが早くなっているから今は薄明になる4時半には目が覚め、起き出してしまう。でも、昔のようにやらねばならないことがあるわけでは無く、屋内に溜まった熱い空気を逃すべく広い家中の窓や、屋上へのドア等を開けて回るしかすることがない。きょうの昼は40℃になりそうなので、いつもよりは2時間も早い朝7時には野外大バザールへ行った。今朝はトウの立っていない大根を見つけ出し嬉しくて15本も買ってしまった。冬に漬け込んだ沢庵漬けが美味しかったので、さらに漬けようという魂胆だ。
今年はポメロー(ザボン)も、スモモも、ライムもレモンも実が付かない。我が家だけではなく他所で見かける樹にも実がついていない。例年なら鬱陶しいほどたわわと言うか、アホほど実をつける隣家のマンゴーの樹にも実がまばらだ。春先に雨が無かったせいなのかな?

4日前にインド・カシミールで反インド武装勢力とも言うべき何人かが起こしたテロ以来、印パ間が久々に緊張している。オバハンもニュースをチラ見する回数が増えた。
インドは(準軍隊組織を含めると)380万人以上の兵力を擁するから、
パキスタンに比して5倍の軍事力があるし、世界第4位の軍事大国だ。その上、背後にはアメリカ・トランプ様が控えているとあって超強気だ。2月、トランプが大統領に就任した直後(海外への武器販売を効率化・迅速化するために手続きを簡素化。大統領令に署名) トランプはインド首相モディをアメリカへ招いて、最新鋭の戦闘機を含む諸々の武器販売を可能にし、インドへの軍事製品の販売額は数十億ドル規模に拡大。インドは2008年以降、200億ドル以上の米国軍事製品を購入して来たし、今後10年間でインド軍の近代化に2000億ドル以上費やす計画だともいう。武器取引だけではなく、「外国の侵略者(主に中国とパキスタンを指すのだろう)を抑止するために、多くの防衛装備品を米・印共同で生産するとも・・2年前には経済破綻寸前まで行き、この3年半で諸物価が3倍になったパキスタン。大国インドと戦争をする等の経済的な余裕もなく、ましてやテロを実行したなどと言われるのは不本意とあって、国際機関に中立的な立場での調査を求めている。が、それに対しインドは激しく非難している。
つい先ほどのニュース、在パ中国大使館・大使がパキスタン外相と会談、「パキスタンと中国との間の、全天候型戦略パートナーシップを再確認。緊密な連携を維持することで合意」とある。ただ今のインドでは「パキスタンを支持する」と言ったり投稿しただけで逮捕される。インド・カシミールでは既に1500人もの若者がインド警察によって逮捕されたという。なんたる不幸か・・

週末には40℃になるとの予報だったが、朝から雲の多い空で有難かった。


イスラマバードで深刻な水危機が予想されるとする一昨日の情報筋の記事によれば、首都開発庁CDAには1ヶ月分の塩素しか在庫がなく、市内にあるCDAが管理する計300基の掘り抜き井戸のうち、205基が使用不能でその多くは修理不能の状態にあると。その上、現在稼働しているのは給水車32台のうち7台だけで、うち2台はVIPの苦情処理用に確保されている。首都内の主要セクターでは既に深刻な水不足に見舞われているという具体的な数字の記事に対し、きょう首都開発庁CDAはやっきになって水不足の記事(噂)を否定をしている。だが昨秋からの降雨は異常に少なく、貯水池が干上がっているのも事実だし、1年で1m半~2m半もの地下水位が下がっていると言われているから・・このまま7月のモンスーンまで雨無しであれば大変なことになりそうな予感はある。3年前はパキスタン国土の3分の1が水没するほどの洪水だった、対して今年はインダス河100年の水不足記録とか・・パキスタンの灌漑用水はインダス河流域で発達しており、世界最大級の灌漑システムだとも言う。インダス河の上流でインドが水を止めれば(制限すれば)文字通り命に関わって来るのは自明だ。地下水も農業用水として大量に汲み上げられているし、パキスタンでは灌漑農地が全農地の8割以上も占め、就業人口の半分以上が農業に拠っている。いま現在シンド州とパンジャーブ州では新たに6か所の運河(灌漑用)計画を巡って壮大な対立をしている。誰にとっても水は生命線だ、今年は史上最悪の水危機に直面しそうだと報道にはある。

国連はインド側カシミールでの襲撃事件を受け、印パに最大限の自制を求めたが、国連が自制を呼びかけて僅か数時間後に、印パが実効支配線を越え互いの監視所に目掛け?夜通し銃撃戦が繰り広げられたと伝えられている。インド発の記事では「戦争ほど国を1つにまとめるものは無い。経済が低迷し、4州のうち2州で武装反乱軍が暴動を起こし、軍の支持率もかってないほど低下しているパキスタンは、軍事衝突を切望しているのかもしれない」などとあった。現政権に対する支持率は確かに低迷しているが、印パ軍事力の大差を想えばパキスタンが戦争・紛争を切望しているとは想えない。と、オバハンの希望的観測だ。

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