2025年01月

久しぶりに野外大バザールへ行った。久しぶりと言ってもせいぜい2週間くらいだが、小型犬たちが居なくなって散歩が出来なくなり、その代わりにとだだっ広い野外大バザールへ行くようにしている。何しろ2000数百軒近い店が並んでいるのだから真面目に歩けば結構な距離だ。きょうのビックリはトマトの値段、昨冬の7分の1ではないの!昨冬の高値に生産者たちは「とらぬ狸の皮算用」と考えたのであろう、真夏より安い値段に生産者たちの嘆きが聞こえるようで、本当に気の毒だ。一応10㎏ものトマトは買って来たが、とりたててのトマト料理も浮かばず、さてさて何を作ろうかとトマトレシピを開き、明日からのメニュー算段をしている。

埼玉県の道路陥没現場、トラックが穴に落ちた事故から既に4日目くらいか・・その事故現場では日ごとに穴が拡大、今では直径が24m、深さは15mで、このうち8mが土砂で埋まっていると。事故の直後ならばトラックは土砂で埋まっていなかったかもしれない。首の長いクレーンでもって穴の真上からロープを吊るすなど等で運転手だけでも救出出来なかったのかと気になってならない。山仲間が氷河の間に落ちたりした時は、落ちた本人に意識があれば上からのロープで引っ張り上げて救出とか等、試しただろうに・・まぁ、現場を見ていないから何とも言いようがないが、まずは運転手の救出方法がどんなものであったかと、気にかかってならない。ニュースでは運転席が穴からさらに下の下水管に落ちている可能性も‥と。今どきのトラックは運転席が外れるのか?と、昔人間のオバハンは1つ知識が増えたわ。

森友学園問題、財務省から大阪地検に提出された関連文書を不開示としていたが、それに対し大阪高等裁判所は「文書改ざん事件は既に不起訴とされ、捜査が終結しているから、開示しても問題なし?として、開示を命じる」判決をきょう言い渡したと。2年前大阪地裁は「将来の刑事事件の捜査に支障が及ぶおそれがある」として開示してほしいとする赤木さんの奥さんの請求を退け、確か「認諾たら言う、国が1億円余を支払うから、もう納得せよ」なる一方的な判決を出した。国が赤木さんの奥さんに支払う1億円余は国民の税金だ!と、あの時もオバハンは騒いだ記憶がある。「認諾」の判決当時は安倍元首相が死んだ直後でもあったが、きょうの判決は安倍元首相が亡くなって2年半だから、「開示」の判決になったかな?? 今回の判決で関連文書が開示されれば、改ざんの経緯など等が判るかも・・との期待はあるが、やっぱり黒塗りだった!ってことが無いとは言えんな。
当時の安倍首相は「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」などと強気で開き直っていたが、ああした厚顔無恥だからこそ?!総理も務まるのかしらン?と、小心者のオバハンは羨ましく感じたものだ。思い返せば、安倍首相は強権をもって幾多の前例を覆し、民主主義から逸脱する行動を続けて来たなぁ・・

午後から晴れ、マルガラ丘陵の上には夏雲らしきものが上がっている。1月も終わりだ、文字通り立春だ。

京都市教育委員会、給食の残りの食材を使って別途、賄いをしていたとして小学校の給食調理員2人を減給処分にしたと・・食べられる食材を捨てるのが良いことなのか??と多くの人が感じ、考えたと想う。遅くまで働いている先生方に、おにぎり等を作っていてあげた2人を減給処分高、懲戒処分って。何でもかんでも規則規則という融通の無い、思いやりのない日本になっていると思うことが近年では多い。もしかしたら「別途賄い」に逸脱したことがあったかもしれないが、多くの日本人は善意の人だ‥と、オバハンは信じている。給食調理の方々を匿名で通報した人・・その方も善意のつもりであろうが、何でも規則規則通りが「良い」というわけでもなかろうにな。

再審無罪となった袴田さん、47年半も不当に収容されたことに対し弁護団は、約2億円余の刑事補償を国が払うようにと求めたと。袴田さん88歳、仮に2億円を貰ったとしても今さら・・という気がしないでもない。単に若さとの引き換えの47年半ではなく、精神的苦痛を伴った47年半だ。とは言え大金を持って死ねるわけでもないし、この先、何年生きられるのか・・使い切れもしないし・・第一、長年の収容生活で病んでおられる袴田さんには、お気の毒だが2億円余の価値も把握は出来まいに。そう想えば仮に国から補償を受けられたとしても、実に切ない2億円余だ。弁護団としては当然の法的権利として請求権を行使したに過ぎないし、今後のために無罪例を・・という意味合いも大きいとは思うが、思えば思うほど切ないなぁ。

きょうは24℃にまで気温が上がった。暖かいのでこの数日は屋上などで動きっぱなしだ。タンクトップ、短パンという格好、日光浴を兼ねながらの作業なので、強い陽射しに腿などが茶褐色になりつつある。背中や首筋は自分では見えないが、おそらく茶褐色になりつつあるかもしれない。湿度20%弱、手足顔もパシパシするくらい乾燥している。いまさら紫外線がどうのこうの、皮膚がんが云々という歳でもないから怖いものなしだ!
日本では九州や西日本でも真冬の寒さ、月末からは今冬一番の大寒波か?というニュースを見ながら、こちらの天気もやや下り坂気味、この天気が日本へ流れて行くのだろう。今やオバハン同様の、老いた仲間たちが体調を崩さないようにと案じている。
今冬のイスラマバードでは、きょうで70日間も雨を見ていない。昨日、スカルドゥの山奥から出て来た元スタッフが「久々にイスラマバードへ来ました」と訪ねて来てくれ、今冬は山々に降雪が僅少でしたと。降り過ぎても困るし降らなくても困る・・今期の農作物への影響はどうなることか。

トランプ大統領・・民主主義とは何ぞや?等と考えることが増えて来た。大統領に就任して、まだ1週間余だというのにな・・チトやり過ぎではないの? トランプの刑事捜査に携わった司法省の職員10人以上が解雇。早い話がお前たちは「トランプ大統領に対して忠実ではないから」と。また、4年前のトランプ支持者たちの議会乱入事件で起訴された約1600人に対し恩赦を与えたこと・・勝てば何をしても良いのか?と問いたいし、オバハンの感覚では明らかにやり過ぎと思えるな。ロイター通信などが行った世論調査でも約60%が恩赦に対しては反対だと。

トランプ大統領は「大統領令」を出し続け、メキシコ湾をアメリカ湾へと。そしてオバハンたち登山家に馴染みのある北米の最高峰をデナリからマッキンリーへと戻した。植村直己氏が遭難したのはマッキンレーだが、デナリと言われて分かる人は少なかろう。デナリはアラスカの先住民の伝統にのっとった名称で、マッキンレーがデナリと改名されて10年くらいか。だから日本人の多くはデナリなんて名前を知らないと想う。
世界最高峰のエベレストもネパール名ではサガルマータ(世界の頂上、大空の頭の意)中国名ではチョモランマ(世界の母神)と呼ばれている。エベレストは頂上が3つの国に跨っているし、それぞれの呼び名があって当然か。他にも有名な山々は、外部(主にイギリス)からの測量者たちによってそれぞれの名前が付けられているが、現地で呼びならわされている名前があって当たり前だ。日本は単一民族国家で、この類は殆ど聞かないが・・
パキスタンで一番高い山はK2(カラコルム山脈、測量番号2号の意)だが、K2に対してK1というのが当然ある。インドから測量をしたとき一番初めに目に付いた山がK1(カラコルム山脈、測量番号1号)マッシャーブルム7821m)だ。
それにしてもトランプ大統領、我が道を行く~ 好きにやってくれるなぁ~

きょうの湿度は14%で外作業では手足がパリパリに乾いた。冬の間に湿ってしまった煎餅類を出さなくっちゃな・・

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