2024年09月

パキスタンはIMFから70億ドルの融資契約に基づき、その一環として15万人の政府職員を削減し、6つの省庁の閉鎖と、2つの省庁の統合することで、行政支出を削減するとしている。IMFは支出の削減と共に、対・国内総生産税率の引き上げ、農業や不動産などへの課税など等、補助金の制限や財政責任の一部を地方へ移譲することなどで合意し、第一弾として10億ドルを支給したって・・ひゃぁ~不動産税がまたまた上がるのか?輸入税も当然のように倣うことだろう。
ただ、15万人の政府職員の削減。我が家も日本人ならば1人でこなす作業のために4人を雇っている。ワークシェアリングと言えば聞こえは良いが無駄の極みだ。まず我がスタッフたちの掃除、箒をタラァ~タラ~ラァ~~と動かし床を掃く。モップの水は絞ることなく、水びたしのまま床をズルゥ~ゾロォ~ゾロォ~拭く。当然、床は水浸しだが湿度20%の乾季の頃ならば直ぐに乾く。で、いつも想うのが、日本の新幹線内の清掃作業を見せてやりたいと。
余分な人を雇うのもボランティアの一環・・と、思いつつも時には真剣に腹が立つから、オバハンが率先して化繊布団の丸洗い、カーペット洗い、カーテンを洗うなどの模範作業を広い屋上で見せる。が、せっかちオバハンの故に何もかも先回りをして自分で準備をし、無駄のないように動く。とは言え・・必死をこいて作業をし、息切れはするわ、大汗は流れるわ・・だから疲れがたまり昨日のように4時間も昼寝をすることになるのかな?? 首都開発公社の道路掃除の人たちも、5人くらいで1つの作業をしているものな・・だからと言って削減された15万人はどうなるのか?さらに治安悪化へと拍車がかかるのか?賄賂を払ってどこかの職場に潜り込むのか・・

バイデン米大統領は、レバノン・ヒズボラの指導者がイスラエルの空爆で死亡したことにつき、(昨年10月のパレスチナ・ハマスによるイスラエル奇襲を示唆し?「イスラエルの自衛の権利を全面的に支持する」などとの声明を出したと言うが・・イスラエルによる攻撃は単なる「反撃」を超えている。ヒズボラの指導者が居るところを戦闘機で空爆。大型の地下貫通爆弾バンカーバスターの大量投下・「暴力の火」では平和は得られないのにな・・石破は日本パレスチナ友好議員連盟の代表らしい、アメリカ様べったりの日本政府の方針が少しは変わるのかな?

夜明け・日の入り共に6時になって、目覚めるのも屋上へ行く時間も少しづつ遅くなっている。それでも朝陽の昇って来る時間帯には屋上にいる。今朝は風力3~5mというところの爽やかな涼風、風鈴がコロン・カロ~ンとメロディーを奏でるのを耳にしながら暖かいお茶をゆっくりと飲む。このところコーヒーは胸焼けがするようになった、良くない傾向だ。おまけに・・疲れているとも想えないのに、昼は12時から4時までの4時間をもバッタリと寝てしまった。いつもなら30分か40分で目が覚めるというのに。いったい何だったのか?? この2か月半はほぼ毎週、散歩を兼ねて野外大バザールへは行く。その程度では疲れるとも想えないのにな・・きょうのショックはバザールにようやく出て来た「初物の大根」。な、なんと!3年前の6倍ですがな!大根のように安い野菜は生産者も栽培を控えるのかと想っていたのだが、違ったのか・・1か月前は初物の青ネギが3年前の10倍くらいだったが、嬉しくて衝動買いをしてしまった反省から、待ちに待った大根だったが、きょうは踏みとどまった・・それにしても相変わらず何もかもが高い。政府は月間のインフレ率が30数%から8%になったと胸を張るが、消費者はそれを実感していないと想うな。あすもJI党による電気代下げろ!のストライキだ。 


パレスチナ・ガザ停戦がどんどん遠くなっているだけではなく、紛争が隣国レバノンへも広がり、レバノン・ヒズボラ創設時からの最高指導者も殺害された模様。この分では、さらに戦線が広がりそうだというので、昨日、サウジアラビアの外務大臣は、パレスチナ国家樹立を推進するための『国際同盟』の結成を発表した。この国際同盟にはアラブ諸国やイスラーム諸国は当然、中にはヨーロッパなどの国も含まれるという。イスラーム諸国の盟主・サウジアラビアのファイサル王子が「自衛と称して何万人もの民間人を殺害、組織的な破壊行為、強制的な避難、飢餓を戦争の道具として利用しているイスラエルを正当化できない」と、紛争の丸1年を前に国連総会の合間に語ったと言う。この紛争がイスラエルの「自衛」を超えているのは誰の目にも明らかだ。
パレスチナ国家を承認する国は国連加盟国193ヶ国中146ヶ国になったというが、日本はアメリカ様つき従いパレスチナを承認していなかったはずだ。国連の役割の第一番目は「世界中の平和、および安全を維持する」ことに尽きると思う。にもかかわらず、国連決議などもなんのその、反対にイスラエル首相からは「国連はイスラエルを正しく評価していない。不当に扱っている」と非難される始末だ。
ユダヤ人たちは旧約聖書の中で「地中海とヨルダン川・死海に挟まれた地域は、神に忠実に従う者や、その子孫に受け継ぎ与えると約束された自分たちイスラエルの民の土地だという」が、現実は古くからアラビア語を話す人々が住んでいた土地を、19世紀末頃からロシアなどで迫害されたイスラエル(ユダヤ人)が土地の購入を始めたとも言う。自前で土地を購入した、そこまではヨシとしよう。だが普通に暮らしていたパレスチナの人々を武力でもって追い出し、略奪まがいでイスラエルの土地として来たのなら許されまい。

政治資金の裏金問題で、自民党の派閥が解消と言うことらしく、推薦人の20人さえ確保が出来れば「出たい人が出られるようになった」というので、賑々しく9人もが立候補した総裁選。紆余曲折?という表現が適切かどうかは判らんが・・決戦投票の結果、高市オバサンの女性による初の総裁はならなかった。高市オバサンのことはニュースで斜め読みをするだけで、殆ど知らない。だが報道陣への「敗因の弁」を読むと、そつのない万事に行き届いた弁なので(タカ派的と言われる政策は別にして)小泉ジュニアとは大違いの賢い人だなぁと認識を新たにした。もっとも高市オバサンにしたら小泉ジュニア程度と比較され、気を悪くすると想うけれどネ・・・
日本の総裁選はパキスタンでもニュースになっており、石破は「安全保障政策のエキスパート、元防衛大臣」として紹介されてもいるし「日米安保条約の下、日米同盟を米英と同等に引上げ、日本をより自立した普通の国に変える」というのが、パキスタンのニュースだけではなくロイターやニューズウィーク等でも大きく取り上げられている。早い話が・・石破は、日米関係は完全な従属・奴隷関係であり、それを少しでも普通に近づけ「日本としてモノが言えるようになりたい」と解釈したらいいのだろう?
しかし、国際関係は日々不可解に変化し??きょうのロイター電でロシアの外相が「核兵器は北朝鮮の防衛基盤、非核化は古い概念」だ等と言いだしている。安保条約の下、米国は日本を防衛する義務があると言うが・・北朝鮮の核弾頭を搭載したミサイルが米国本土を直撃するとしたら、アメリカは日本を守るどころではないわな。とりあえず石破の言う「日本としての主張」は凄く大事だと想う(アメリカは時に不都合な人間を抹殺する、田中角栄のように。だからやり過ぎて抹殺されないことを祈るが)

イスラエルは米国から87億ドルの軍事支援金を確保したと、きょうのニュースだ。ユダヤ人の富豪がいるかぎり補給は無尽蔵だろう・・不幸なことに紛争は終わらないな。

日本時間の2時(パキスタン時間の午前10時)に袴田事件の判決が出ると、昨日のニュースにあったから10時5分にネットでニュースを検索。静岡地裁が無罪を言い渡したと速報が1行流れ、ホッとした。袴田さんのお姉さん91歳・・58年に及ぶ闘いを継続されて来たその気力・体力には、ただただ頭が下がる。おめでとうございます!お2人とも長生きして下さいね!!

アメリカの経済を握るとまで言われるユダヤ人たち。アメリカだけではなく世界中に散らばる経済を左右するようなユダヤ人たちからの資金援助で、イスラエルの軍事力は突出しているという。だがイスラエルは四方をイスラーム諸国で囲まれている。軍事力だけでイスラエルがパレスチナやレバノンなどを屈服させ平和に存続して行けるわけがないと想わないのか?それがオバハンには不思議でならない。2か月前の国際司法裁判所だったかが下した判断は、「イスラエルによる占領は国際法違反」だと。いまアメリカなど僅かな国を除く世界の多くの国々は、イスラエル支援・擁護する11か国に対し、不信を抱いていると想う。数々の国連決議に違反し、パレスチナ人のものと認められているヨルダン川西岸へも、イスラエルは軍事力を持って入植し続けている。国連決議、国際司法裁判所の判決(判断)を尊重しないのは、アメリカをはじめとする西側の大国が(建前と本音を隠しながら)イスラエルの擁護をしているからに他ならないのだろう。それにしても・・と想う・・ユダヤ人の首脳たちはかくも危険な存在なのか・・

3日ばかり前から木曜日の未明から「暴風雨」の予報。その暴風雨とやらで連日37℃だったセカンド・サマーの熱気が飛ぶ。ようやく秋が来る!と想っていたが朝から一向に降る様子もなく、湿度90%の重い空気だけが居座っている。そして予報より遅れること半日以上、今ようやくお湿りの開始だ。

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