2024年06月

今年も半分が過ぎた、なんだかアッと言う間の半年間だったと思いながらカレンダーを眺めている。こうしてダラダラ、ボケ防止に勤しんでいる間に歳を取って行くのかね?恐ろしいことだ。
この数日余の天気予報、深夜には雨のマークが出続けているにもかかわらず雨無し。首都に近いところの何処かでは小雨くらいは降っているのかもしれないが、我が家の上空には気配もなし。夜明け前の気温は30℃近くて、微風ていどではリラックスという気分にもなれず屋上でのコーヒーも10日ばかり無しだ。東隣家では改装が終わったらしく3世帯は楽々で住めそうな家になったが、屋上に大きなソーラーパネルを設置したから(座っているとソーラーパネルは見えないが)我が家からの景観が少しウザい。視界に入る緑の量が減って幻滅気味だ・・

安部ポチが死去して3回忌法要があったというから、これまたアッという間の2年だな。岸田メガネは、安部ポチの遺志を継いで行くとの挨拶だったと言う・・また、法要に参列した元首相経験者たちは「アベノミクスによって日本経済が持ち直した」と自賛らしいが、そう思う国民がどれだけいるのか? そもそも「アベノミクス」とやらは何だったのかね?? 3本の矢とかを打ち出し、デフレからの脱却を計る・・確かにデフレからは脱却した、この1、2年の物価高騰インフレ、素晴らしいバンザイ!! しかし大胆な3本の矢・政策とやらで潤ったのは大企業だけではなかったのか??アベノミクスが成功だったと思える人々(企業)は幸せだ。

数日前、中国やインドの富裕層・高純資産者(100万米ドルの流動資産を持つ人)の海外移住がニュースになっていた。昨年は中国から約1万4000人の高純資産者の多くが、アメリカ、カナダ、シンガポールへ移住。今年は約1万5000人からの中国富豪が国外移住する見込みだというが、富豪だけではなく中産階級も中国経済の衰退や政治的圧力等の影響で海外への移住を急いでおり、近年は中国人の移住先として日本が新たな人気を集めているとも。中国だけではなくインドからも海外移住をする人は増え続けており、意外なことに2024年はイギリスでも百万長者と言われる人たち9500人が海外へ移住と。

今朝のパキスタンのニュース「税金満載の財政法案が国会を通過:年間所得1000万ルピー(500万円)以上の所得に10%の追加税を課す(既に45%の税がかかっている)」に始まって、日本とは比ではない諸々へ、住宅や農地についても眼を剝くような課税。
ここ2年ばかりパキスタンの上位中産階級者や、金持ちたちが海外移住を目論むのは当然だ。パキスタンからUAEアラブ首長国連邦までは2時間足らずの飛行。UAEは無税の所得税制度など等などで、世界で最も魅力的な百万長者の移住先として確固たる地位を占めているのが判る。2024年の今年、UAEの最大の競争相手であるアメリカ(3800人の百万長者の純流入が見込まれる)を大きく引き離し、ほぼ2倍の百万長者を呼び込むことが予想されているというのを、国際投資移民アドバイザリーの会社などが報告しているとか。

アメリカ大統領バイデンと、元大統領トランプとの討論会は当地パキスタンでもAFPやロイターのニュースとして大きく報道されている。バイデンが弱腰、トランプが力強く対決、両者は互いを史上最悪だと非難とある。朝一でチラ読みした日本の報道では、トランプよりバイデンの方が優勢とあったが、その後のニュースでは「民主党の議員たちですら、バイデンでは勝てない絶望的」という報道になっていた。両者のどこをどう取り上げるかで報道は変わって来る、一概にどうこうは言えないと想うが両者の討論会が「政策不在で非難合戦」だったと言うのでは、アメリカの先行きも明るいとは言えないな。

明るいニュースかどうかは判断の難しいことだが、戦後33代目にして日本では初の検事総長が誕生すると。初めての女性検事総長ということがニュースになるのだから、ある意味、女性を特別視している気がする。北欧のように女性の議員や首長がごく普通に出て来て良いのだし、日本でも、もっともっと女性のキャリアが増えて良いとオバハンは思うのだ。春3月にはオランダにあるICC国際刑事裁判所の所長に日本人女性が選出されていたと記憶する。国際刑事裁判所の所長に日本人が選出されたのも初だったというニュースだ。いずれも重責であろうことは疑いもない、頑張ってもらいたいものだ。


例によって明るくなりかけの時間に屋上へ行き深呼吸、今朝は僅か3㎞しか離れていないマルガラ丘陵が靄って見えない。未明でも気温は33℃、雲も広がりを見せてはいるが、雨は降りそうで降らない1日となるのだろう・・というオバハンの予測通り。6月も末になった、いよいよモンスーンが近くて蒸し暑く、部屋から1歩出れば汗が流れるから何をする気にもなれない。でも午後3時ころから窓の外では枝葉が揺れ出した、首都圏近くのどこかでは雨が降ったらしく外気温は40℃を切り、夕方6時には一時的に外気温が33℃になった。33℃なら耐えられる。

昨日、アメリカ議会が「パキスタンにおける民主主義と人権への支持を表明する」と題する決議を、368対7の圧倒的な票数で可決し」「自由かつ公正な選挙の重要性を強調し、2024年2月のパキスタン総選挙への干渉や不正行為の申し立てに対し、徹底的かつ独立した調査を行うよう求めた」件。
きょう、パキスタンの副首相はパ国会で討議・決議し、「シェバーズ首相の許可を得て、パ政府はアメリカの決議に対抗する決議を提出する」って。当然のことだとオバハンは思う。確かに2月の総選挙結果はオカシイ!PTI正義党に対する不公平な干渉は多々あったし、某所からの「手」が入り結果は改ざんされ、「パキスタンには民主主義はない!」と国民の多くが思った。だが、その民主主義からかけ離れた総選挙に対し、アメリカが細かくあれこれ指示・云々すべきことではない。

在パ日本大使館からの注意喚起が頻々に送られて来る。担当の方が代わられたのかしらン?ご苦労なことだ(いやいや有難いことだ) 確かに昨年に比べ首都での犯罪は増えていると、日々の報道を見ながらオバハンも感じる。外国人に対する犯罪、銃を使用した犯罪・軽犯罪が増えているからと、細々・細々とした注意書きだ。日本大使館としては、邦人にまつわる様々な事故などまっぴらだろうからな。我が家の息子もあれこれウルサイ、だが仮にオバハンを拉致してATMへ連れて行ったとしても、現金の下ろし方を知らない。前にも書いたがカードは決まった店2軒での使い方しか知らないし、携帯電話やタブレットを持って歩くこともしない。新たなことを覚えようと言う気が無い・・仮に「拉致」でもされたら普段以上のボケぶりを発揮してヤリ過ごそうと想っているのだが。

今朝のニュース、アメリカ議会が「パキスタンにおける民主主義と人権への支持を表明する」と題する決議を、368対7の圧倒的な票数で可決した」という、長い記事なので、例によって斜めチラ読みだからオバハンには理解不能だが、一体なんね??? 「この承認は、世界的に民主主義の価値を推進するというアメリカの取り組みを強調するものだ」という解説はあるが、アメリカはパキスタンに対して何がしたいのか。アメリカという国はパキスタンに対し、時に敵になり恫喝し、かつ懐柔にまわり・・ようわからん国だ。
「自由かつ公正な選挙の重要性を強調し、2024年2月の総選挙への干渉や不正行為の申し立てに対し、徹底的かつ独立した調査を行うよう求めた」って言うのだが。確かに先の総選挙ではPTI正義党に対する不公平な干渉は多々あったし、開票結果も恣意的だったと国民の多くは考えている。しかし、アメリカがこの期におよんで言い出したこの「案件」いったい何がしたいのかと裏読みをしてしまうな。ある意味、内政干渉でもあるし。

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