2023年12月

いよいよ今年も終わる。日本では今頃「紅白歌合戦」とやらが始まって視聴率がどうだ等、賑やかかもしれない。大昔から芸能関係には興味皆無のオバハン、紅白歌合戦なるものをただの1度も見たことはない。芸能関係もプロスポーツにも興味は皆無、若い頃の10数年は年末年始も厳冬期の登山中だったし、暇さえあれば自身の体力強化に励んでいた。高校時代に知った機械体操という種目、自分の(貧しい)能力であっても1つ1つステップを登り、技が出来るようになっていく、その達成感に嵌って他人サマの歌ったり踊ったり、力の限りの激闘するスポーツにも関心が薄くなってしまった・・まぁ、いずれにせよ自分以外に関心が薄い偏った性格と言うことになるのだろう。まぁ、世の中には色々な人がいるということで・・

政治資金パーティ券の不正疑惑、どんどん広がって底なしの体をなして来た。既に報道されている安倍派高幹部だけではなく、麻生派、茂木派も。森元首相に到っては引退後も2億5000万円を集めたとか。そして維新の会や公明党も・・悪質な裏金つくり、虚偽の記載・・実に底なしの政治資金パーティ券の不正だ。政治家の多くは文字通り腐っている、心臓に毛が生えた程度ではやっていけない・・時には秘書の命を絶つくらいの根性がいる・・と想わせる疑獄だな。
2024年、どんな年になるのやら。戦争・紛争の拡大だけは願い下げ!!

きょうは雲が多くて肌寒く天気は下り坂気味だが、本格的な雨は無さそうだ。予報では1月1日は晴れるとあるので暖かくなるだろう。もっとも大気汚染度は300近くと凄く悪くて1km先も薄く靄って外作業には向かない。だが今夜のフライトで子どもたちが帰って来るので、僅かばかりでも「お正月」の気分を作ってアゲヨウ・・と思い門松用に手頃な松の木を探しに行った。背高い松の木ならば1軒おいた隣の家の道路沿いにあるにはあるが、手の届く範囲からは遥かに遠い。近場だからといっても長いハシゴを掛けて「公共物を堂々と頂く」わけにも行かず、「無断で頂く」ためにワザワザ外交団地区の近くまで行くことにした。幸いなことに土曜日で人影は少ない、しかしどこのオフィスにも門番が2人は立っているので、鋏み持参のオバハンは些か気がさした。クソ真面目な息子たちが家に居たならば非常識と非難轟々は間違い無し!だが息子の子供たちが喜ぶかも・・と想い「行動」しているので、年に1度のこととお見逃し頂きたい!

さてさて、政治資金パーティ・キックバック疑惑というか騒動と言うか・・年末にもかかわらず地検特捜部は関係議員たちを任意で聴取。何にしても、各議員や派閥の事務責任者などの一存で「出来る」わけはない。思い返せば・・ロッキード事件の時も関係していると見られる秘書が自殺をしていたな・・。リクルート事件の時も、当時の首相竹下の金庫番が自殺。自殺した秘書たちは検察の追及に耐え切れず死を選んだのか、首相や議員に義理立てして自殺したのか・・いずれにせよ政治家秘書たちの自殺、あるいは証拠は無いが殺され「幕が引かれた」としたら、実に酷い話だ。今回は会計責任者や秘書たちの中から、どうぞ自殺者が出ませんように!

パキスタンの暫定首相カカールが、「イスラエルに抑圧されているパレスチナの人々と連帯するために、新年のすべての祝いが全国で禁止される」と発表。元々、パキスタンではイスラームの新年(断食明けと犠牲祭)以外は祝う習慣はなどは無かった筈だ。にもかかわらず、ここ10年はクリスマスやバレンタインデー等が都会を中心に見られるようになった。商業主義がつくり出す反イスラーム的な行事だが、若い人のアタマは柔軟だ。普段からよほどの事でもない限りTVも見ないオバハンなので知らなかったが、昨年の新年は大統領官邸前の大通りなどをはじめ各地、あちこち随分賑やかだった模様。新年を祝う花火だけではなく、何かと言えば「お祝いの賑やかし発砲」などで流れ弾がそちこちに落ち、多くの負傷者が出るのは定番だから発砲も当然禁止と!(昨年の独立記念日だったかでは100人近い人が流れ弾で負傷していた記憶もある)
で、新年の祝い禁止はパキスタンだけではなく、イスラエル・ガザの住民との連帯と表現して中東の国々でも大晦日の花火やお祝いを禁止とか。思い返せばオバハンが心身を病んでた昨年末、子どもたちに連れられて2週間余もマレーシアやシンガポールを廻り、世界一と言われる大晦日のシンガポール花火を有料の特等席で満喫させて頂いた。ただし・・1年前の花火の夜はまだ思うようには歩けず、よたよたした足どりで人にぶつかりそうになっても避けたりする事もできず、人混みが怖くて最終盤の打ち上げを見ずにホテルへと戻った・・背中で大花火が次々と打ち上げられるのを耳にしながら必死でホテルまでの10分足らずを歩いが、それから想えば今冬の体調・心身ともにバッチリ。きょうも4時間近くは屋上で植木鉢などを相手に過ごしたし、ようやく長かったペットロスからもほぼ立ち直ったようだ。

暖かく晴れそうなので、日光浴を兼ねて屋上での作業(子供用の小さな小屋のペンキ塗りや補強)にスタッフと共に半日を費やした。今まで知り合ったイスラマバード駐在のドイツ人というのは皆が皆、子どもたちが庭で遊ぶための可愛い小屋や、ツリーハウス(樹の上に小屋)とか、バイキングの子孫?とでも言うのか6m余りもある小舟を造って庭に置いて遊んだりしていた。そして離任の時には小屋や舟は我が家へと運ばれ、日本人はペットを置いて行く・・というのがこの10数年の定番だ。我が家も10年ばかり前までは大きな庭があったが今は無く、小屋は屋上へと運ばれ時折り格好の遊び場になっている。
昨日は葉牡丹の鉢植えを10鉢ばかりも買いに行き、庭では竹を切って立派な門松を作った。門松用の松は何処かの道路沿いから「戴いて来る」しかないが、一応、屋内のペンキ塗りも含め年内に予定していた作業のメドはついた。後は暇にまかせ、お節のメニューでも考えるかな。栗きんとん用の栗は少し残してある、当地のサツマイモは白いのでカボチャを混ぜて黄色に染める。鯛デンブはビートでピンク色に染める、あれこれ手間暇がかかって手造りは実に楽しく面白い。スローライフという暮らし方をワザワザ意識し、堪能し始めて20数年にはなる、パキスタン暮らしにはピッタリの生き方だ。沢庵も味噌も、たまり醤油も造る。さつま揚げ、こんにゃく、日々の各種漬物はもちろん、干し柿・乾燥野菜、干し肉(ビーフジャーキー)も各種燻製も、およそ作れない物は無いから不便さは感じない、だが刺身用の魚だけは輸入に頼っている。

森友学園に関する公文書改ざんで「佐川ナンタラの責任を問えない」と、自殺した赤木さんの奥さんの訴えを退けた大阪高裁判決を不服として、奥さんは最高裁へ上告。
約1年前の地裁判決、国家賠償法とやらで公務員が他人に損害を与えた場合は国が賠償すべき。佐川ナンタラ個人は賠償責任を負わないとする判決が出ていたのに対し、岸田首相は生真面目に「ご遺族の気持ちを考えると痛恨の極み。森友問題について真摯に説明責任を果たして行くことを指示した」と。そのコメント以降、奥さんに対し如何なる説明があったものか??納得のいく説明も何もなかったということで、赤木さんの奥さんは控訴したに違いない。だが高裁判決も地裁判決を支持、奥さんの控訴を棄却。代わりに奥さんの請求をすべて認める「認諾」とか言う不可思議な手で国を被告とする裁判を強制的に終結させ、国が赤木さんに1億円支払うとあったのは脳裏にこびり付いている。とは言え、赤木さんの奥さんの請求はすべて認め(国が間違いを犯しました)だから代わりに1億円の賠償金を支払うというのに関しては意味が解せない・・そもそも、その1億円にしても国庫から出るものであれば、国民の税金であろうが!!国民に問うこともなく勝手に1億円を支払うな!!と声を大にしたいわ。岸田の言う真摯な対応や説明が無く、かつ佐川ナンタラは顔出しもしなかったことで納得できなかったのであろうが。とにかく・・国を相手の裁判では「認諾」たら言う奥の手で誤魔化されたが、国家賠償請求訴訟で国が「請求を認諾」するのは極めて異例なんだという。いずれにせよ国を被告とする裁判は奥の手で終結させられたが・・高裁判決に納得が行かず奥さんは今回、最高裁に上告したのだろう。佐川ナンタラに対する裁判、裁判は心身ともに負担が大きい・・大変だと想うが奥さんには頑張って貰いたい。オバハンのように陰ながら応援している人は多いと想うよ!!
しかし・・安倍ポチは本当に卑劣漢だった。「森友問題、自分や妻が関係していたら首相も議員も辞める」って堂々と答弁したものな!人格破綻者サイコパスだったに違いないと決めつけるオバハンだ!


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