2023年04月

心臓のバフバフは1日で治まった、単なる睡眠不足・夢見が悪くて熟睡出来なかっただけと想うしかないな。今のところ悩みは無い筈なのに重苦しい夢を見るとは・・
昨夏、気力ガタ落ちで注意力も散漫、何も出来ない、したくない時期を経験し全ての仕事を辞める!と宣言。字面通りだった「不名誉会長」の職も無くなった。だが心も身体も徐々に元へ戻ってくるに従って、改めて身軽っていうのはこういうことか、何もしなくて良い時間、悩まされずに済む時間を得たことに申し訳ないと感じるようになって来た。思いっきり貧乏性なんだろうな。で、「なんぞ手伝い出来ることはないか?」と周りを見渡し娘や息子に聞いてみたら、「手を出されると仕事が倍になるからおとなしくしていてくれるのが一番のお手伝い」と言われてしまったがね。さもありなん・・と納得する面が多々あるから悲しいな。となるとド真剣にボケ防止を考えねば。書きかけの小説、いっぱいあるがね・・どうしても書き上げねばならないモノが2つはある、ボチボチでも手を付けるか。油絵も描きかけ中途で放り投げてある大きなキャンバス、いったい何枚あることか。中学生の時、家庭科は5段階の2だったが、ここまでヤル事がないと夏用のパキスタン服でも縫うか・・とまで思えてしまうところが凄い。

きょうで4月も終わりだが、今年はスモモの実りが凄く悪い。オリーブやブンタンの樹にも実が一つも付いていない、果物には生り年と実の付かない年があるとは言え、不思議なくらい実のない年で淋しいわ。ペットロスで1年間、気力減退だった昨年の手抜きが響いているのかも・・

久しぶりに心臓がバフバフ、ひどい動悸がする。寝込むようなことになってお嫁ちゃんには負担を掛けてはならない!と、常日頃から肝に銘じている。オバハンとしては「出来るならば2~3日寝込んでぽっくり逝く」くらいを理想としているし、命根性も汚いので日々の生活には気をつけて過ごしている。タバコは若い時から吸ったことはない、飲酒も体質が受け付けないので飲んだことは無い。一応、血圧は正常だし糖尿病も無い、肥満でも無い。強いていえばコレステロール値が若干高めか、と言ってもボーダーハイ程度。骨粗鬆の検査では年齢より10%増しの結果だったし・・なのに今朝は起きようとしたら気分最悪、心臓がドキドキ・バフバフするではないの!なんとなく酸素が身体に取り込めない気分、眩暈がしそうな感じの中、這うようにしてキッチンへは行ったが作業は気も漫ろ。日本ではリハビリと称して2時間前後の散歩か自転車だった。だがパキスタンへ戻りハナビちゃんとの思い出が詰った近所へは散歩が出来ない・・と、運動不足になっているのは確かだ。しかし断食明けの大祭が終わりネットの回線が元へ戻ったからイライラもない。ただし固定電話の回線は雨のせいか停まったままだが。
で、しつこく昨日の気になる行動を思い出してみる。まず昨夜は記憶定かではないが、重苦しい夢で熟睡出来なかった、水分の摂取が凄く少なかった、ストレスと言えるかどうか?1人のガードマンが気になった、新しく来たスタッフとの会話がかみ合わない・・しかし、その程度のストレスで心臓はバフバフなるまい・・
とりあえず・・安静にして水分をたくさん摂取するしかないな・・はやく正常になりますように!




天気は下り坂、蒸し暑くなって靄って来たからまたまた雨なのかも。1ヶ月ほど前に今夏は旱魃との予報が出ていたが、それにしては雨の多い春だ。この雨で空を蔽うように咲く薄紫の花ジャカランダ(紫雲木)や鳳凰木や火炎樹の赤い花も散ってしまうのだろう。その後から雨ナシの酷暑が続き旱魃なのかも・・と案じている。昨夏の大洪水など自然災害に対して脆弱なだけではなく、債務不履行にも面しているパキスタン。外貨不足のゆえに産業に必要な原材料も輸入が出来ず、産業が冷え込み雇用が守られない、食料も輸入が出来ず何から何までが悪循環に陥っている。おまけにパキスタンの人口は2億4000万人もありながら納税者は僅か1.5%ほどの約350万人、国家として成り立たなくて当然と想える面が多々あり過ぎる。
諸価の高騰は目を見張るばかりで、先の断食明け大祭での国民支出(消費)は驚くばかりの低調さだったと。2023年の大祭における消費は10年前の約6割にまで落ち込み、5年前に比しても僅か4割と、この10年で最低の消費だったと経済ニュースにはある。本来なら新しい服や靴、ご馳走や行楽といったことに費やすお金の余裕は無く、賑わったのは中古の装飾品売買だけだったらしい。早い話が預貯金などがなく、結婚の時に用意したであろう貴金属を売って家計の足しにしなければならないほど逼迫して来ているということか。我が家のスタッフたちも休暇を半分残し僅か3日間で帰って来た、かって無いことだ。実家に居続ければ食費の負担が増えるということなのだろうか・・等、想像して暗い気分になっている。


スーダン在留の日本人が無事に退避出来てよかった。2年前の自衛隊によるアフガンでの日本人救出失敗の反省、対応が遅すぎた等などの事例が生かされた面は大きかったということだろう。だがスーダンにはまだまだ多くの外国人が残っていて、アメリカ人が1万数千人??なんでアメリカ人がスーダンにそんな多人数いるの?中国人が1万数千人というのなら何となく理解が出来るが・・いずれにせよ、安全な場所へと念ずる人たちが出られると良いが。
テロや暴動などが起こったときに何時も思う、「生き死にの境は何処にあったのか?」と。そして助かった人たちの状況や談話を読み、耳を傾ける。20年も前のインドネシア、バリ島でのテロでは200人余が亡くなった。数年前、バングラデシュの首都でも日本人を含む20人余りが亡くなった事件からも、オバハンなりに学ぶことはあった。アフガンで支援活動をしていた8年間、そしてテロでの死者が年間に万人を超えていた2005年から2008年頃のパキスタン。いつも考えていたのは、今ここで暴動が起こったら、ここで爆発があったら、弾が飛んで来たら、兆弾で怪我をしない場所、窓ガラスの破片を浴びない場所・・いかに対処するかということばかりだった。どう逃げるか、どう伏せるかと。最近でこそパキスタンの治安は一時ほどには酷くない、経済破綻に面して物価高騰による生活苦から来る強盗・泥棒が頻発しているくらいだ。もっとも何時まで国民がこの暮らしに甘んじているかは不明だから、先々には暴動が起こらないとも限らないが、それでも不測のテロよりは対処の方法はありそうだ。個人で出来るテロに対する防御方法はないにしても、リスクを出来るだけ小さくするためには何時も神経を張り巡らすこと、情報には敏感であることが求められる。途上国(権力闘争や、経済破綻、イスラームテロ頻発の国々など)で過ごすには、ぬるま湯の中でノホホンと暮らすような思いでいることは危険と肝に命ずべきだ。

朝からスーダンからの外国人退避ニュースに気も漫ろだ・・100%の安全が保証されているとは言えない中、無事に退避出来るかどうかと。速報では日本人45人が自衛隊機で退避、フランス隊と一緒に4人の邦人が退避。着のみ着のままの人も多い中で、フランスの輸送機の中には大型犬や小型犬のケージを持ち込んでいる人もあり、乗り込む輸送機の周辺には緊迫感が漂っていなくて少しばかりホッとするような映像もある。パキスタン人も427人が安全地帯に退避。韓国隊も退避、その中には邦人が一緒だった等・・とニュースを見ながら、アフガンでの自衛隊機による退避作戦の失敗から学んだことが生かされた・・と勝手に判断しているオバハンだ。
まだまだスーダンには脱出しそびれた外国人が残っているのだろうと、脱出できなかった人たちの安否を案じている。自分の意志でスーダンに残ると決めたのならそれはそれで1つの選択だが、退避できずに残っているならば心細いに違いない。そして・・多くの人が身一つで退避した後・・無人になった外国人の家は現地人たちの略奪に遭うのだろうな・・
断食明けの停戦協定は終わった、この先、スーダンの内戦は何時まで続くのか。日本だけではなく世界中の国でここしばらくはスーダンを注視、ニュースを見る機会があるのだろう。もっとも現地で取材をし報道してくれる人があっての話だが。

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