2023年02月

久しぶりに後頭部、首の付け根あたりが固くなりギューって締め付けられる感じ。珍しく夕食の賄いをする気にもなれないくらい頭だけがヘトヘト、というか今夕のメニューを考えられない。メニューさえ決まれば一気に賄いは進むのだが! なぜ後頭部が痛いのか??不明の事柄は即、何でもかんでも一応検索、便利な世の中だぁ!! 結果、後頭部の痛みはストレス、肩こり、睡眠時無呼吸などが影響とあった。うんうん、当て嵌まる当て嵌まりますがな。ただ、睡眠時無呼吸は自分でも気が付かないからイチ置くとして・・ストレス(外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態)天候や騒音、病気や睡眠不足などの身体的要因、他、不安や悩み、人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなど諸々とあって、本日の痛みはこれにバッチリ当て嵌まる。
ストレスの原因は厚労省にアリ! そやつが出している空港での検疫入国前WEB手続き「ファストトラック」たらのシステムだ。コロナ禍以降ようやくの日本行き、入国前に実施が可能な検疫手続きについて。早い話がコロナ・ワクチン接種状況などをネットで息子が申請し、3日ほどで日本からは検疫不要の許可は来た・・その「許可」を空港の検疫所でスマホの画面で提示(必須)と。スマホはおろかガラケーすらも使っていないオバハン、早い話が昔から電話なるものが大嫌いだ。オバハンの都合も聞かずに勝手にかかってくる電話、それが仕事であれば我慢もする。オバハンは大昔からひたすら本を片手に自分の世界、本の世界に嵌っている・来た人生だ。誰かとダラダラ長電話をするという習慣は皆無、今さら変える気もなし携帯電話(スマホ)などは持ちたくもないと普段から嫌悪。その使い方を息子から習ってアタマが壊れそうになった。あんな小さな機械で何でもかんでも用が足りる便利すぎる世の中・・オバハンから見れば堕落ですがな、堕落! オバハンも適当にパソコンや読書のためのタブレットは便利に使う。だが、何でもかんでもあの「小さな機械」で用を済ませようとするのは、やっぱり堕落にしか見えないな・・


毎朝6時前から大好きなキッチンへ行く。どれだけお客サマが多くても賄いそのものはまったく苦にならない。だが立ち通しでは午後まで動くだけの体力が無くなった。毎日18時間も動けた大昔のみならず、10年前を思い出し、2~3年前を思い出し、嘆いても何の足しにもならないのは判っている。にもかかわらず未練がましくついつい比較して嘆いている。
下ごしらえ、八百屋や郊外の大農場から買って来た菜の花、今が旬で凄く美味しいから毎日のように食卓へは上がる。もしかしたら来春まで生きていないかもしれない・・となれば、菜の花も喰いおさめの春になるか・・と喰い意地が張る。ただし食べられる柔らかな部位を選別・仕分ければ廃棄が3分の2は出て来るし、ほうれん草の廃棄部分も半分はある。おまけに大半が泥まみれだ。息子は「コックや手伝いを育てろ」と言うが、オバハンの言う通りにしてくれるスタッフなどは40年余、育ったためしはない。
何よりも・・生ゴミ・ゼロを目指す50年に及ぶオバハンの崇高なる意図を解するパキスタン人などは皆無に近い。貧しいにもかかわらず食品を無駄に消費(捨てる)彼ら。おそらく田舎の家では女たちはいま少し食べ物を大切に扱っているのだろうとは想うのだが、ケチは恥=思いっきりの見栄っ張りがパキスタン人だ。ともかくオバハンの目の前作業ならば注意をする。だが玉ねぎ1つ無駄なく気に入ったようには切ってくれないから、スタッフが目の前にいても、ついつい下ごしらえも自分で・・ということになる。
廃棄部分も人間サマには少し固いが鶏なら食べられる、小鳥なら食べられる、犬たちなら食べられるとさらに仕分けをしていれば、アッと言う間に時間は過ぎる。我ながらアホの極みと思うこともあるが、動ける間は頑張る!!と、決めている。まったくアホに付ける薬はない・・と息子に毎日、言われながら。

2日連続でお客さま、いずれもお昼時だが下ごしらえに時間を取られるから朝6時から12時までビッシリ立ち通し。11時くらいになると腰が痛くて悲鳴が上がる・・でも辛ければ強くなる・・との暗示で頑張った。いまさら強くなるどころか現状維持も難しいのは解っているが、そうとでも思わなければ頑張れん。

過日の国連総会では賛成141ヵ国でロシアのウクライナ侵攻を非難する決議が採択されたが、中国やインドなどの32ヵ国が非難決議を棄権。ロシアの同盟国7ヵ国が非難決議に反対と。また、インドで開かれた主要20ヵ国財務相会議でもロシア非難の共同声明がまとまらないまま閉幕とも。このところ中国が「停戦」に向けて仲裁に乗り出そうとしている。世界の警察と自認していたアメリカが仲裁に乗り出すどころか、自国の軍産複合体を潤すための商売最優先・熱心なのだから・・という事情もあるのだろう。もっともウクライナの大統領は「戦争が行なわれている国のみが和平案を策定すべき」と言っているらしいが、そうだろうか?ある程度第3国による和平案というのも考慮するべきだと思うがな。
ヨーロッパ諸国はロシア制裁により、かえってエネルギー危機に入っているというし、反対にロシアは原油など等を大幅安(世界の標準価格の半分とか)でインドや中国へ売って「制裁」が今のところ大きく効いていないとの解説もある・・オイル半額!インドが従来の10倍で購入するはずだ! でも販売期間が長くなれば利益率は下がるから制裁の影響は徐々には出るだろう。
何でも良いから世界が不安定なのは落ち着かない、それが遠い国の話であったとしても。

日中の気温は26℃、この3日ばかりで一気に花が開いた。家から車で15分ばかり走って郊外へ朝採りの野菜を買いに行ったら、はや麦の穂が大きく育ち始めていた。日本ならば五月晴れの風の下、緑光る麦の穂がサワサワ・・というところか。昨夏の大洪水でパキスタンは主食の小麦が品薄、品質超低下・・他、諸々の食品高騰が続く毎日だ、1日も早い収穫が待たれるわ。
本日は久々に息子夫婦のお客さまがイッパイ。ドイツ、韓国、日本、パキスタン、スエーデンだか何処だか・・皆さんハーフやクォーターばかりという組み合わせなので海苔巻き、握り寿司、ほうれん草の白和え、菜の花のお浸し、酢の物、照り焼き等の他に、中近東風の食べ物、ヨーロッパ風の料理がいっぱい並んだ中で菜の花のお浸しが大好評という不思議さ?
世界(人々)はどんどん進化というか変化しつつある、互いの多様性・文化習慣・宗教・価値観を認め合わないと理解不能な状態になるのだろう。ロシアとウクライナの戦争も、そして世界中で起こる紛争・衝突にも互いの言い分(正義)があるに違いない。ロシアとウクライナ双方に仲介できる国の出現が心底から待たれるわ。
とにかく、世界の中で日本だけが単独で生き残って行かれない現在であり、未来はさらに・・というところだ。特に世界の中での日本の立ち位置がどんどん下降しつつある現在、かっての東南アジアや中近東の躍進振りから学ばなくっちゃな。

昨夜はふと思いついて税金の種類を見て心底驚愕。胸が悪くなってベッドへ転がり込んだが、な、なんと!税金の悪夢に岸ッぺまでが出て来た。悪いモノを見てしまった胸の悪さ、夕食に食べたものが悪かったかのように朝起きても胸焼けが取れない。改めて財務省が発表している「国民負担率」とやらを検索したら、2022年度は47,5%超えの見込みだと。国民負担率は国際的に比較する指標の1つで「47,5%」とは所得の半分近くが公的負担を占めているということ・・と解説があった。凄いなぁ~と単純に驚いてはおれない。まだまだ税率負担は増えるのだから。
税金の種類なんて普段は深く考えたこともなかったが、改めて眺めてみると有るわあるわ約50種類。オバハンたちが税金として把握しているのはせいぜい所得税、消費税、酒税、たばこ税、固定資産税、自動車重量税など直接払う分くらいまで。石油やガソリン税など等は料金に組み込まれているし、法人税や贈与税は個人としては僅少・把握外。地方税として住民税、固定資産税、地方消費税、自動車税、事業税も特別法人事業税とか、地方法人税とか等々、国と地方に2重で税金を納めているというか、取られているものもあるという紛らわしさ。他、復興特別所得税、登録免許税、印紙税、不動産取得税、いったいどれだけあるのか!!!というのを財務省が「指標」にしたのが47,5%というのだから凄いと思った。が、日本の国民負担税が低いのは公債の負担を先送りしているから・・という解説もあった。
もっとも日本は諸外国とは計算法が異なる数値を公表しているから、単純に財務省発表を見ているだけでは国民負担率はわからない。諸外国と同じ計算方法で割り出した場合は、日本国民の負担割合は意外と大きいと。諸外国、北欧やフランスなどの国民負担率は大きいが、その分、福祉も充実しているとあった・・日本はどこへ向かおうとしているのか・・

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