2022年11月

「この部屋、寒いな。何で窓を開けているの?」昼過ぎ、オバハンの部屋へ入って来た息子のセリフだ。昼間の外気温は22℃もある、少しでも暖かい空気を部屋中へ取り入れようとするオバハンの努力は一蹴された。「室温は17℃半もありますがな・・寒くはないよ」との抵抗もむなしく、息子は勝手にエアコンのフィルターを掃除・スイッチオンにして満足顔で足音高くお出かけだ。室温が16℃を下回ると脳の血管へのダメージ、意欲の低下とあったから近い将来の周囲への迷惑・老害回避を僅かでも先延ばしするのなら16℃がエアコンを付ける限界かなど、昨日、クソ真面目に考えたオバハンの深慮遠謀は一顧だにされなかった、悔しい! 人間は寒さにも暑さにも順応する、だから生理学的に支障が出る(らしい)16℃を目安にするのはあながち間違いではなかろうに。今夏からの電気代の値上がりは半端ではない、日々の暮らしに必要な諸経費はオバハンの懐から出るのではない。だが少しでも「節約できるところは・・」と思うのが、始末屋・近江商人の末裔であるが所以だ。

昨日のニュースで、お人柄が円やかな岸田首相は秋葉復興相の更迭を否定とあった。が、約1ヶ月間に何人の更迭というか辞任強制??なのかね。岸田首相は国葬での憔悴から復活したと報じられ、元気を取り戻したらしいが、一部では「決断音痴」との声も大きくなって来ているようだ。やらなくても良い決断を早くし、やらねばならない決断をズルズル延ばしにするからと。言われてみれば、本当にその通りだわ。

(座ってパソコンに向かっている等)身体を動かさずにいれば、真夏の暑さになれた身体には肌寒さを感じるムッチャ微妙な室温だ。1枚余分に着込むか首にスカーフでも巻けば肌寒さを感じずに済む温度とも言えるが、ギックリ腰が完治せずの状態では立ち居振る舞いがチト面倒だ。体温調整のための小まめな脱ぎ着だけでなく、若い頃から身体を動かすことに苦が無くマメなオバハンが、面倒と感じること自体が老化甚だしいということなのだろう。
確か3年くらい前だったかに「18℃未満の寒い家は脳を破壊し、寿命を縮めボケ発症の確立が高い」なる記事があったなぁ~と検索。あるある、ありますがな・・「最新の研究で判った室内温度のリスク」というのが。WHOでは2018年11月に冬の住宅の最低室温として18℃以上を強く勧告。ただし高齢者や小児はもっと暖かい温度が推奨されているとあった。16℃を下回ると呼吸系疾患に影響が出て脳の血管へのダメージ、意欲の低下、12℃以下になると血圧上昇や心血管リスクが高まるとされているとも。ただし暖房使用の際の空気乾燥も色々問題が生じるとあって、冬場の湿度は40~60%に保てとあったが・・老害をまき散らす年齢ともなれば、室内環境を整え長生きするのもなぁとチト悩む。自分の年齢を考えれば出来るだけ寝込まず上手に逝く算段も必須とあって、このあたりの匙加減は難しい。「逝くなら心の準備も必要や、前触れナシにいきなり逝くなよ!」と息子には強く念を圧されているし・・この間などはオバハンの日本行きに対し「来春の日本行きの予約を入れた、いま航空券の発券をすれば『安い』から発券する。ただし払い戻しは出来ないから死ぬなよ!死んだらウン十万円が無駄になる!死んだらシバクぞ!」と。
とりあえず、17℃半という微妙な室温は18℃以上にし、息子に罵られないよう来春までは元気に生きていなくっちゃ・・

都立高校の来春からの入試に関して、初の「英語のスピーキングテスト」が本日、行われた様子。従来の読み書きだけではなく、グローバル化が進む社会で英語を話す重要性が増しているからというので都内の中学生約7万6000人が受験したらしいが・・テストの作成・採点は都教育委員会から委託を受けたベネッセ・コーポレーションが行い、話す・聞くのテスト、録音された解答は英語が公用語の1つであるフィリピンへ送られ、現地スタッフ2人1組となって採点するという。現地スタッフ、資格を持っている人が採点するとは言え、話す・聞くには採点する側の幾らかの情実というか、答えに対する白黒がはっきり出来ない面も出て来るだろうし・・採点者の能力の問題もあろうし・・公平さが保たれるのかね??
日本の人口が減り続け、海外からのナントカ実習生とか、研修生とかの名目で外国人の働き手が増えつつある。それらを考えれば今後は「話す・聞く」が重要になって来る。来年、世界一の人口となるインド、そしてパキスタンは共に英語が公用語で両国だけで人口は16億人を超える(だからと言って16億人が全て英語を話すわけではないが) さらには英語を公用語としている国は60ヵ国近いし、21もの地域が英語を公用語として採用し、地球上の20億人以上が使う言語なのでその重要性は分る。とは言え・・日々の中で普通に英語に触れる機会がなければ、よほど意識を高めていない限り上手くならないわなぁ。
オバハンなどはパキスタンに住んで40年以上にもなるが、英語に対する意識の低さから未だに話せない・聞けない。ただ・・オバハンの中学生時代は板書きされた英語をノートに写すだけの上、「筆記体の書き取り練習」ばっかりだったから、おかげサマで英語の筆記体は我ながら上手いと思う。上手すぎてウチのスタッフたちには読み辛いらしいが・・

コロナで停まっていた日本からの郵便物、今春からボチボチ改善され2年7,8ヶ月ぶりに週刊文春が届いて感激。週刊文春は戦場などの危険地帯や北朝鮮を初めとするややこしい国々を走り回ることの多い写真家・宮嶋さんからの寄贈により、凡そ20年近くも頂いているものだ。週刊誌には日々のニュースでは知ることの出来ない後追いのシツコイ取材があって、それがなかなか面白い。
岸田内閣の大臣はこの1ヶ月で3人が辞任というか更迭されたが、お次は秋葉復興相だとか・・そして岸田首相にも「お金の疑惑」が浮上したと3日ほど前から言われ出した。文春によれば情報公開請求で入手した領収書270枚のうち、宛名の空白だったものが141枚。但し書きが空白だったものが98枚もあって、総金額そのものは大したことがなくとも??不明瞭なのは頂けない!と一応、誰でもが思うよな。法整備が幾らか進み、何事につけ手順を踏めば「情報開示」ということがフツー??になって来たせいもあって、取材側がその気になれば以前より色々なことを知ることが出来るようになった。とは言え、情報不開示や黒く塗りつぶした書類を平気で開示する政府だもの・・・国民の知る権利なんて爪の垢程度かも。
岸田首相、閣僚の任命責任だけでなく自分の選挙の後始末も・・となれば先行きは暗い。が、だからと言って新たな国家指導者・日本国の総理としてふさわしい人があるのか??と言えば、これまた苦しい。

ぎっくり腰で動けなくなり歩幅が小さくなったからと・・ウォーキング・マシンを使ったのが悪かったみたい。またまた身動き出来なくなって1週間も倒れてしまった。後期高齢者、まったく無理が利かないと納得したな。

天気予報では朝から夜まで「晴れ」マークだったのに、珍しく予報が外れ早々と9時過ぎから雨。カシミールやカラコルムハイウエー沿いなどの山々は今年初の降雪で、平地でも一気に冷え込んだ。おまけに降雨と同時くらいに停電、屋内も暗く陰鬱そのもの。自分一人だけのためにデカイ発電機を回すのはもったいない、この燃料が無く高騰している時期に・・しかし寒い。めったに風邪などはひかないが念のためにと用心、大嫌いな靴下をひっぱり出したが、何年ぶりかで履いた靴下には足が馴染まず違和感がある。

さてさて・・山際、葉梨センセイに続いて寺田総務相が槍玉に上がっている。寺田総務相は税務署長も経験しているというではないの、なのに・・「脱税疑惑」だって。おまけに他にも秋葉復興相の名前が上がっているではないの、次から次へといったいこの岸田政権というのはナンね??それでなくとも支持率は下がり続けているし 19日に帰国したらまたまた野党からの追及の矢面かい? 大臣任命には派閥の意向が大とは言え、自業自得???頭の痛いことだろうと想えば、気の毒を通り越してしまうな・・野党の追及も分らんことはないが、大切な法案成立のための時間を無駄にしていない??

電気が来た・・


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