世界に14座しかない8000m峰のうち、パキスタンには8000mを超える山が5峰もある。その中で標高8126mのナンガパルバットは世界第9位の高さを誇り、周囲を睥睨するようにインダス河沿いの平原に秀麗な独立峰を見せている。だが登山者の死亡率が20%を超えている故に死の山、あるいは魔の山、人食い山などの異名をも持っている。さらに周辺の土地柄は夏は暑く冬寒く、耕作地はなし・・などで人々は極端に貧しく人心は最悪に近いとまで言われるから治安も悪い。ただ、パキスタンの首都イスラマバードから僅か車で1日走れば山麓へ到達することが出来る手軽さがうけ、人気のある山でもある。日本人の登山家も多く、当然、事故も発生している。
そのナンガパルバットの登山基地BCから一昨日、連絡が来た。「2006年前後に事故ったと想われる人のご遺体が氷河から見つかった。該当する人はあるでしょうか?」と添付の写真と共に・・直ぐに想い浮かんだ事故の記憶、幾つか・・見つかっていない人のご遺族は、きっと気にしておられるのだろうと想い、ご遺体が見つかったら連絡が欲しいとアチコチに頼んではあったものの、事故から10年20年と経つとご遺族にしても迷惑なのかもしれないと、ようやくオバハンも気が付くようになった。
おそらく日本人と想われる・・ということで、以前に登山手配を手伝ってくれていた人からの連絡を無碍にはするわけにも行かず、「今さら・・」というご遺族の気持ち等を想えば複雑で重い気分になる。はてさて・・このお盆に見つかったご遺体、どうするかな・・
そのナンガパルバットの登山基地BCから一昨日、連絡が来た。「2006年前後に事故ったと想われる人のご遺体が氷河から見つかった。該当する人はあるでしょうか?」と添付の写真と共に・・直ぐに想い浮かんだ事故の記憶、幾つか・・見つかっていない人のご遺族は、きっと気にしておられるのだろうと想い、ご遺体が見つかったら連絡が欲しいとアチコチに頼んではあったものの、事故から10年20年と経つとご遺族にしても迷惑なのかもしれないと、ようやくオバハンも気が付くようになった。
おそらく日本人と想われる・・ということで、以前に登山手配を手伝ってくれていた人からの連絡を無碍にはするわけにも行かず、「今さら・・」というご遺族の気持ち等を想えば複雑で重い気分になる。はてさて・・このお盆に見つかったご遺体、どうするかな・・