世界中で異常気象と言う・・パキスタン西側地域、イランやアフガン国境に近い地域は通常、春から晩秋にかけての8ヶ月間で数10mmしか降雨が無いのに、今夏は降ること降ること。アラビア海に沿いの大都市カラチも、夏のモンスーン時の3ヶ月間でも平均30mmくらいだと言われているのに、6月からは連日の大雨続き。シンド州では7月からの1ヵ月半で例年の385%もの降雨とか。カラチに住む知り合いの家などでは、床上30~50cmの水が溜まったままで引かず、賄いも不能だと言うではないの。それが人口2000万人からの大都市カラチの下町状態だという。降水量は7月の時点で61年ぶりの記録だったと言い、感電死も多く、6月中旬以降の洪水による死者は1000人を突破。昨日、政府によって非常事態宣言が出され、トルコやサウジアラビア、中東からの支援が始まった。
パキスタンの西側は砂漠(土漠)が広がる荒蕪地が大半だ。日本人の感覚からすれば降った雨は砂漠や土漠にスッと吸い込まれそうなイメージがある。だがオバハンの知っている限りでは砂漠での降雨は表面を流れ、アッという間に濁流・鉄砲水にとなって車をも押し流す。もう20年近くも前になるがオバハンたちの20mばかり前を走る車が僅か幅50mばかりの浅瀬を渡ろうとし、川砂でタイヤを取られてほんの僅か立ち往生したと思ったら、上流から押し寄せた鉄砲水で流され横転した・・
オバハンの住む地域では洪水に縁遠いのだが、道路状況が悪いことで輸送がままならず供給が限られて来た。それ以前の問題として野菜の収穫が不能らしく、アッという間に総ての野菜が高値になった・・
パキスタンの西側は砂漠(土漠)が広がる荒蕪地が大半だ。日本人の感覚からすれば降った雨は砂漠や土漠にスッと吸い込まれそうなイメージがある。だがオバハンの知っている限りでは砂漠での降雨は表面を流れ、アッという間に濁流・鉄砲水にとなって車をも押し流す。もう20年近くも前になるがオバハンたちの20mばかり前を走る車が僅か幅50mばかりの浅瀬を渡ろうとし、川砂でタイヤを取られてほんの僅か立ち往生したと思ったら、上流から押し寄せた鉄砲水で流され横転した・・
オバハンの住む地域では洪水に縁遠いのだが、道路状況が悪いことで輸送がままならず供給が限られて来た。それ以前の問題として野菜の収穫が不能らしく、アッという間に総ての野菜が高値になった・・