2022年07月

広い家中を見回り掃除などの指示。早い話が「徘徊」以外は、犬たちと自分のご飯を作るくらいしかしていない。なのにどうしたわけか一昨日からギックリ腰だ。人生・今までの何回かのギックリ腰もどきは2日間くらいの違和感だけで済み、直ぐに元へ戻っていた。にもかかわらず今回は生まれて初めて本格的な?ギックリ腰になった模様。咳をしても響く、くしゃみなどはもっての他、立ったり座ったりの振る舞いにヒィ~ヒィ~声が出て、パソコン・テーブルの前には座る気にもなれない。一昨日などはスタッフたちに外作業を言いつけようと玄関前の階段をヨッコラショと下りた途端に、身動きの出来ない痛みで車に凭れウ~ウ~唸ってしまった。運転手とお手伝いのオバサンが慌てて肩を貸そうと手を出した途端に、犬たちが猛烈に吠え続け運転手とオバサンに飛び掛らんばかりの猛烈な抗議行動・興奮状態。スタッフたちにオバハンが何かされていると想った様子、ウチの犬たちが如何に立派かと認識・感動してしまった!! ガードマンは何事かと慌てて走り寄って来るし、他のスタッフも目を丸くするくらいの犬たちの行動、有り難くて涙が出そうだった。

統一教会関連のニュース、徐々に明らかになって来るが、大臣サマや国会のセンセイ方、微塵も後ろめたいとは感じてないご様子。シラッと「付き合いがあるだの、選挙でお手伝い頂いている」だの、選挙だからどなたとも交流があるだの云々。統一教会と一線を画しているのは共産党くらいだな。昨日だったかのニュースでは維新の会のセンセイ方、何人もが「お付き合いある・お手伝い頂いている」と、さほど悪びれていない。オバハンなどは統一教会と聞くだけで胡散臭ぁ~~と思うのにな。




スリランカのデフォルト(債務不履行)に続く、最も危険な5ヶ国のうちの1ヶ国としてパキスタンも堂々の位置にある。パキスタンの経常赤字は174億ドル、今後3年間は毎年64億ドルもの返済が必要とか。174億ドルというのは約4兆ルピー、パキスタンの国家予算は(記憶が違っていなければ・・)8兆ルピーくらいだったから、債務が国家予算の半分だ。このあたり、経済に超うといオバハンには理解不能なのだが、過去において債務不能になった国々は多々、数あるが・・返済が不能になったからといって何処かの国に売り渡されるわけでもないし、別の国になるわけでもない。また一時的に超インフレなどで国民生活が厳しくなったとしても、国民の多くが命を失くすわけでもない。国としての格付けは下がったとしても、格付けが下がったからとして一般国民の暮らしに直接ひびくわけでもない。早い話が「債務不履行」なるものの実態がオバハンにはようわからんというのが、正直なところだ。ということであれば・・踏み倒したモノが得するのではないのか? 個人の借金であれば・・「告訴」されれば詐欺罪にあたるのだろうが、独立国であればどうなるのか?などなど素朴な疑問の連続だ。
債務といえば日本も債務は1200兆円、年々、債務は増えつつあって今や国民一人当たりの債務1000万円だとか騒いでいる。また債務金額としてはアメリカについで世界第二番目とか。ということであれば日本も大層、危険なことだと想うのだが国民全体に危機感なるものは皆無に近い。

パキスタンの債務不履行になれば、パキスタン・ルピーが紙くずになるのではないかと一抹の不安が出つつある昨今だ。連日の対ドル換金率の下落ぶり、サーモンが1kg1万ルピーになる日は直ぐだな。

昨日も朝早くから終わらない改装工事現場の見回り、後始末を兼ねて広い家の中を徘徊。3時過ぎから1時間ばかり昼寝をしたいと思うのだが痛みで寝るための「集中」が出来ず、夜も寝苦しい一夜だった。どんな時でも横になれば大概は直ぐに眠れる体質だが、昔のように「横になって枕に頭が着く前に寝落ち」という大技には遠くなった。おそらく昔はとことん頑張り、限界が来たら横になる・・という暮らしだったせいだ。それから想えば今現在の、さほど疲れを覚えない生活は堕落に近い。
足腰の痛みは一昨日のつま先立ちでのキッチン作業、改装工事の見回りに何度も階段の上り下りを繰り返したことが響いたな、なんと軟弱! だが・・数十年来、周囲から言われて来た「ほどほどに加減が出来ないアホ」な自分が微かに残っていて、僅かだが安心感??も。若い頃は24時間すべてがトレーニングの時間と心得ていた。「力いっぱい頑張る、もうダメだ・・と思ってから力を振り絞って頑張れば力・筋肉がつく」という信仰の片鱗が、時折り思い出したように今も頭をもたげる。

統一教会と安倍ポチの関係の深さ、多くの記事に目を通せば通すほど、その酷さと言うか親密ぶりが判って呆れるばかりだ。政権トップの裏情報、かって菅元官房長官が約8年もの長い間、官房長官職にあった時に使った官房長官機密費が86億8000万円。1日あたり313万円も使った・・なんてニュースは各新聞社でほんの1時期、紙面を賑わせたが、菅首相が誕生したらそれらの声も消えてしまったものな。今は権力を持てば何をしても追及されないという時代らしい。民主主義とは何ぞや??と問い直す時代かね。

何時もより1時間も早く4時ちょい過ぎに目が覚めたので、昼前までならば雨も無さそうだとカーテンを洗うことにした。ついで久しぶりに早朝から約半日もキッチン、せっかくなのでつま先立ちをしての作業。おかげで若干疲れ気味、午後から2時間も気持ちよく熟睡。
この間から苦瓜(ゴーヤ)の美味しいカレーが食べたいとずっと考えていた。実は、2週間ほど前にコックが作った苦瓜のカレーがこの世のものとは思われない不味さだった。見た目からして不味そうで「オマエはコックか!」と言いたかったシロモノ。小皿に取り分けられたモノを何日間も冷蔵庫においていたが、ついに腐ったので食べずに捨てた!!もったいながり、食べ物を絶対にと言っても良いほど捨てないオバハンが、コックの作った苦瓜のカレーだけは捨てた。ただし未練がましく腐るまで捨てられなかったところがいじましく、ご愛嬌。で、きょうは自分で苦瓜にカレーを作るついでに、あれこれ自分用のご飯の下ごしらえに励んだら、アッという間に5時間だった。
犬たちのご飯は2日おきにジャガイモやニンジン、キャベツなどの野菜クズを3mmくらいに刻み、茹でて脂肪分を落としたスジ肉を細かく刻んで炊き込みご飯のように仕上げて・・と、手をかけている。だが自分だけの食べる分であれば3~4日に1度ご飯を炊き、その時に鶏や魚の下ごしらえ(魚のアラは茹でこぼし骨を取って野良猫へ)ひよこ豆やトマト中心のサラダ、豆腐・納豆などで手抜きメシ。
子どもたちが家にいるときは1日のうち7~8時間はキッチンで過ごす。日本のように直ぐに使える食材は無く、魚は鱗を落とし3枚に下ろす、ヒラメなどは5枚に下ろす。塩をふり一夜干しにするのか、日本酒をふって臭みを取るなど・・野菜も食べられるところ食べられないところをより分け、雨のせいで泥まみれになったものを洗う。胡麻は細かなゴミが混ざっているので篩いにかける・・といった具合に、何を食べるにしても当地ではとてつもなく手がかかる。コックににやらせればイマイチ気に入らず、結局はオバハン自身が手を下すことになる。と言ってもオバハン自身も大雑把なのだが、コックの大雑把ぶりには届かない。なにはともあれ・・これらの手間が一向に苦にならないから、スローライフを満喫しつつパキスタンで楽しく生きて行けるのだ。

シトシト静かに降る雨のせいだけではなく、走る車輌も少なくて土日は実に静かだ。後期高齢者の今となっては仕事など皆無に近いのだが、それでも平日は事務所からの用事でスタッフが家にやって来るのではないかと心が落ち着かない。
静か過ぎる日曜日、屋上で降っているか降っていないか定かではない雨に濡れながらゆっくりとコーヒーを飲む。目の前に広がる樹木は連日の雨で緑色の濃淡が鮮やかになり、3km離れたマルガラ丘陵までの前景をなしている。コーヒーカップの向こう、低い雨雲に煙るマルガラ丘陵は半ばまでが霞み、墨絵を見るようだ。夏の2ヶ月間は子どもたちが海外(大半は東京)で、毎日の賄いには頭を使う必要もなく、ただいまボケまっしぐら状態。
例年ならば誰にも邪魔をされない静かで至福のひと時だが、5ヶ月前に愛犬のハナビちゃんを失くし家中の静けさがこたえる夏となった。ハナビちゃんは小型犬だったが今いる犬たちの4倍も5倍もの存在感があったとシミジミ思う。オバハンの話す言葉の1つ1つ、ゼスチャーを理解する頭と、それに対する反応の良さ。食いしん坊で甘え上手で勝気で、自分の縄張りに対する意識の高さ、意地悪さ。ハナビちゃんのいない夏がこんなにも淋しいものとは想像も出来なかった。活動的で甘えん坊のハナビちゃんがいないと、他の犬たちも動きが悪い。競って甘えてくれないしオバハンに付いて歩くにも以前のような溌剌さが見られない。
7月も下旬になって子どもたちが日本から帰って来るのも近い、5人も帰ってくれば一気に賑やかになり賄いに追われる日々とはなるのだが・・今は、孤独ってこんな気分を言うのかもと、感傷に浸っている。

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