7月も終わる、ついに今月はただの一度も快晴の夜空に巡り合えなかった。上旬から半ばまでは未明の夜空を、下旬にはひたすら夕方から9時過ぎまでの夜空に注意を向け続けていた。
次回は6800年も先に現れるらしいネオワイズ彗星、「神様、どうぞどうぞ上手く、その頃に生まれ変わらせて下さい、次回こそはネオワイズ彗星に巡り合えますように!」 都合の良い時だけ神様(アッラー)を引っ張り出すオバハンなので、うまく生まれ変われるかどうかは疑問だが、希望は捨てないでおきたい。このオバハンの前向き加減・姿勢、自分に甘々な性癖が「心身を病まずにいられる」コツであり、人生を豊かにしているのだから・・と。
さてさて、明日は犠牲祭だ。インダス河から西はきょうが犠牲祭だった模様。首都ではコロナの拡散を防ぐために、犠牲祭休暇中はすべての公園やモスク、墓地も閉鎖すると発表。ただし、埋葬だけは除かれるという。
一方、やはりご近所さんでコロナ患者が出ているでないの・・家族を含め、隣近所の人たち、犠牲祭を前に不安なことだろう。どうぞ軽く済んで1日も早く回復されるように。
2020年07月
困難はアッラー(神)の試練
3日続きで未明の雨、屋上の植木に水やりをしなくて良いのが有り難い。ただ湿気が多くて昼間の蒸し暑さは、44℃超えの頃よりも辛く感じる。辛さも困難もすべてアッラーの試練だというのが、メッカ大神殿での説教だ。そうかもしれない。だが、「苦痛を避けることが出来るのは、(神への)崇拝を通してのみだという」から、ついつい「そうかしらン?」と思ってしまうところが、オバハンの不信心ゆえだ。
イスラームの5行6信のうち、神(と、教えへの)「絶対服従」ということだけが、40年経っても相変わらずどうしても理解できない。地球に生きる者として、大自然の摂理そのものは素直に受け止められるというか、受け止めざるを得ないが・・など、イスラーム行事の度にオバハンはクソ真面目に悩むのだ。
オバハンの家から南へ200m中級公務員官舎の並ぶ通りは大樹・草木が多く、そこに牛・ヤギ其々10頭ずつが集められていると言う。其々の持ち主100人もが集まっていると言うから、家畜市でなくとも3密などの規制は守られていないことになる。オバハンの家から南西への大通りを挟んで、下級公務員官舎地区でのコロナ騒ぎが収まったとも聞いていないのに。この分では犠牲祭後のコロナ感染はさらに近くなって来るな。
サウジアラビア当局は今年のメッカ巡礼者を1000人に制限していた。が、それでも1万もの人が巡礼を行っていると。制限はしていても現実に巡礼者が来てしまえば禁止は出来ないわなぁ。メッカで巡礼の禁止をすれば、その人の信心を否定することにもなろうし、大変なことになる。ただ、今年の巡礼者たちが、政府監視の下に社会的距離を保っている写真は掲載されている。
(安倍首相に似た像による)永遠の贖罪
謝罪する安倍像。慰安婦を象徴する少女像の前で土下座する「安倍首相に似た像」が、韓国の民間植物園に設置されたと。安倍ポチの肩を持つ、持たないはさておき・・ 韓国の「志の高い方」は、私財を投じて制作したと言うが、実に品がない行為だな。「(日本に)反省出来る機会を与えようとしただけだ」と言うことだそうだが・・韓国もベトナムで日本と同じようなことをして来た歴史的事実がある(だから、日本も韓国もお互い様だと等とは言わない)
ベトナム戦当時の1965年からベトナムに派兵された韓国軍は8年間に延べ2万人に上り、韓国兵の相手として多数のベトナム女性が慰安に努めた。さらには8年間に1200人もの韓国女性もベトナムに送り込まれたと、米公文書に記録としてあったと。米軍に対する韓国人慰安婦の存在はさほど表面化しないのに、韓国に賠償金を支払い、かつ融資や援助・支援をして来た日本に対する恨みは消えないようだ。
かって韓国は日本へ文化をもたらし、日本より優れていたとの思いがあることや、韓国と日本が(世界の中では)似過ぎていることも因の1つかしらね。世界から見たら兄弟喧嘩・身内同士の揉め事のようにも見えるもんな。
安倍首相は過去に「子や孫、その先の世代の子供たちに謝罪し続ける宿命を負わせるわけにはいかない」と、おっしゃって下さったらしいから、そうした意欲が認められて今回の「謝罪像」になったということかしらン。しかし、韓国にも心ある人々は多かろう、「日本憎し、日本許さず」にしても、この謝罪像は品がなさ過ぎると思わないのかね。
人気者の安倍ポチ様によるマスク、さらに8000万枚の配布と。首相の指導力、なかなか力が入っているな。
SOP標準作業手順違反・罰金
昨日は暑い中で7~8時間の立ち作業。一人で肉体労働・疲労困憊。世の中のこと等はどうでも良い・・と思いながら寝たのは久しぶりだ。一晩寝て大分疲れが取れたが、拳のグーパー・グーパーが辛いし、腕を中心にほぼ全身の筋肉痛。
わざわざ「トレーニング」と称して貴重なエネルギーを無駄にする「愚」は犯さない!と、自分では合理的なつもりのオバハン。その代わりに眠っている時以外は出来るだけ身体に負担をかけ、トレーニングの代用とすると決めて40年。昨日の作業はきつかった。だが・・きついと思う時にこそ筋肉は付く!(後期高齢者に今さら筋肉が付くとは思えないがと、考えつつも)諦めきれずに、わざわざ身体に負担を掛け続けている。
今朝も懲りずに6時からぶっ通しで8時間キッチン、昨日にもましての中腰の作業。モンスーンに入って湿気が増え、そのせいで大型冷凍庫内の霜が見る見る厚くなった。まだまだ大量の物資が入っている、冷凍庫は生命線だ!!管理を人任せには出来ない。
各家庭、犠牲祭で大量の肉を消費・保存する。その反動で肉屋の店頭にはしばらく「まともな」肉が並ばない。というわけで我が家の冷凍庫に牛肉が2~3ヶ月分の30㎏は確保がなされている。犬たちのためのクズ肉などを合わせると相当の量だ。先日の野外大バザールで買って来た米40㎏も冷凍庫内だし、トマトもまだ20㎏はあった。という具合に諸々まだまだ大量に入っているから、簡単には作業が終わらない。
肉と言えば、昨日、パキスタン全国で527の家畜市がSOP標準作業手順違反で封印、違反者には罰金が科せられたと。違反はデジタル技術の使用による観察だとも。 首相の指示として「この犠牲祭は簡単に祝うべきである。社会的距離を守り、犠牲祭のさ中に公共の場所などを訪問、犠牲祭の集まりも避けるように」と。安全ガイドラインとしては「抱擁・握手を避けるように」等などまで、細かく指示している。
しかし、よくよく考えたら・・犠牲祭の後に続くイスラームの重要な行事が1ヶ月後にもう一つあったわ。イスラーム・バンザイ!
パキスタン出身のテロリスト
きょうのニュース、国連安全保障理事会のために準備されたレポートとして、「アフガン国内にはパキスタン出身のテロリスト約6000人がいる」みたいな記事だ。この記事をアフガンやパキスタンの事情を知らない人が目にしたら、チト誤解が生じるのではないのかしらん?
「パキスタン出身のテロリストたちは、アフガン内の基地を利用してパキスタン国内の標的を攻撃している」なるレポートだが、確かにそういう面はある。彼らパキスタン出身のテロリストたち(武装勢力TTP)は、一般的にパキスタン・タリバーン運動と訳されていて、ムシャラフ大統領時代のイスラーム弾圧に抗して出来たグループだ。もちろんアフガン国内には多くの戦闘員・武装勢力が存在している。反政府戦闘員を含め、諸々。
だが約130年前、イギリスによってパキスタンとアフガンの国境が人為的に決められた結果、国境線を跨いで住んでいたパシュトーン人はアフガンとパキスタンに分断された。彼らパシュトーン人たちの大半はアフガン人であり、パキスタン人でもあるとオバハンは認識している。今でもパシュトーン人たちの多くはパスポートもなしに国境線上を行き来し、冬は暖かいパキスタンで暮らし、夏は標高の高いアフガンへ帰る人たちもいる。だからアフガン国内に6000人のパキスタン出身のテロリストという表現にはいささか疑問を呈したいし、彼等がアフガンにとっての外国人かと言えば、チト違う気がするし微妙だな・・
ま、いいか・・きょうは7時間以上も蒸し暑いキッチンにいて、世の中のことはどうでも良い気分だわ。