2019年01月

脳は毎日の「100文字日記で活性化する」なる記事を見つけた。
昨日は夕ご飯を食べ、7時くらいから寝てしまい、夜中に目が覚めた。で、本を読んだり麻雀ゲームをしたりしても、まだ眠る気にならないのでーーーなどと書いて、約100文字だと確認。これを継続すればボケ防止に繋がるというのなら、実に有り難い。

きょうは古くからの友人宅へ行ったら、認知症のテストを夫婦して受けたという。
「アタシより物忘れの多いパパが正常で、アタシの方が軽い認知症だといわれた」と、友人妻は憤懣やるかたないとばかりに騒いでいた。認知症チェックのテストを見せられたが、テストの内容や傾向を1度でも事前に見たものと、お初の者では結果も異なるだろうと想うものだ。
今や65歳以上の4人に1人が軽度の認知症だというではないか、85歳以上であれば4人だか3人に一人は真の認知症という。オバハンはボケの遺伝子を持っている、心してボケ防止に励まなくっちゃ。

納豆を造らねばーーと思っているのだが、まずはその前に「大豆」を探さなくっちゃ。
パキスタンには「ダールdaal」と称する各種豆が豊富に販売されている。ダールは半割になったレンズ状の豆が殆どで、毎日の食卓に上がる。早く煮えるし栄養価も高い。だが、半割になっていて直径が3mmくらいのレンズ状の豆では納豆にならないと考え、頃合いの大きさに見えたインゲン豆で納豆を造ってみた。
インゲン豆を一晩水に浸けたら小豆色がさらに強調され、大きさも倍以上になった。その納豆としてはそぐわない不気味な段階で納豆にするのを諦めるべきだったが、納豆喰いたさ、がんばった。
柔らかく茹で上がった豆を40度くらいに冷まし、納豆菌をまんべんなくふりかけた。そうして出来上がった納豆はーーー粘りもあってーーー納豆のようになってはいたが、その色干からびたイモムシに小麦粉をまぶしたようであり、無気味の一言に尽きた。
生ゴミ ゼロを目指しているオバハン。もったいながりのオバハン。大概のモノは少々傷みかけでも口にするのだが、このインゲン豆納豆だけは見た目も悪すぎ、万が一 中って倒れたらと考え、口に出来なかった。
自分の根性なしに暫くはメゲた。

すでに報道されているが、パキスタン航空(PIA)の東京ー北京便が2月16日から廃止になる。
日本からパキスタンへ訪れる観光客が激減というのでは仕方がないが、パキスタン愛国者のオバハンとしては残念でならない。 オバハンがパキスタンへ移住した直後の1980年代はシルクロードや、ガンダーラブーム。 登山やトレッキングを楽しむ人たちはカラコルムの大展望が見られる路線だと驚喜した。何よりも日本から乗り換えなしにパキスタンへ着くのが最高だった。
食いしん坊のオバハンは、パキスタンで手に入らない魚類や、自分では何度つくっても上手く出来ない納豆などを1回に何十パックも運んだ。正月が近くなると数の子やタラコも運んだ。

大概の日本食は作れると豪語して来たが、未だに納豆だけは上手く作れないし、タラコも当たり前だが作れない。
納豆だけはド真剣に取り組まねばなるまい。喫緊の課題だ。

過日、朝日新聞の取材を受けたと書いた。
記事の掲載は2週間ばかり先のように聞いていたが、早々と「記事掲載」の連絡があった。
最近は眼だけではなく、耳も悪くなっているので、他人の話がちゃんと聞けていない。イヤイヤ、他人の話をキチンと聞いていないのは大昔からだったわ・・・と、チト反省はしている。だが、他人の話はすべからく自分の都合の良いように解釈する。というか、解釈出来る能力がオバハンにはあるので、ストレスが少ない。
家族や周りからは顰蹙ものなのだが、そこは常にオバハンの前向き姿勢で、オバハンのオバハンたるところで。まったく自分で言うのもナンだが、オバハンは得な性分だわ。
以下に、オバハンの記事が掲載されている。

https://globe.asahi.com/article/12059132

過日、朝日新聞の取材(ネット記事)を受けた。世界各地に暮らす日本人の紹介だと言う。取材を終えて編集局に記事を送ったら、「オバハンは女傑ですねぇ」と言われたとか。 女傑の意味は、「しっかりした気性とすぐれた知恵を持ち、実行力に飛んだ女性。男勝りの女性」と、百科事典にはある。フムフム、なるほど、なるほど~~と思いながら、オバハンが女傑??と言うにはいささか当てはまらないような気もしたが。 だが、まぁいいか…… 歳のせいで細かいことを考えるのは面倒だ。

この数年間、度々「世界ナゼそこに日本人」なる類のTV取材の申し込みがあったが、すべて断って来た。
言っちゃ悪いが、なぜそこに日本人のワンパターン報道がつまらないこともあるし、今どき海外で暮らす日本人など珍しくもあるまい。
さらに、これまでの40年間近くに、オバハン自身が制作会社の側に立って取材の手配をして来た270本からの番組等から考えると、意に染まない出来上がりが多すぎた。 正直、パキスタンやアフガニスタンの現実と制作者の頭の内容との落差にがっかりし続けた。等々で「世界ナゼそこに日本人」なる類の番組報道局へ、ワンパターンすぎる等々の苦言を呈したこともある。
しかし、朝日新聞の取材記者はムッチャ面白かった。そのこともあってインタビューに応じてしまった。
世間の常識からズレズレと家族、周りから大顰蹙のオバハンだが、取材に来た人の母親も結構ぶっ飛んでいて相通ずるところもあって笑えたので、ついついと…… 
オバハンは面白いことには目がないのだ。これだけは幾つになっても変わらないらしい。
朝日新聞のネット記事は2週間くらい後に掲載されるらしいが、まったく、我ながら物好きだと自嘲してしている。

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