2011年07月

一昨日は今年に入って初の終日雨、きのうは時折小雨、きょうも厚い雲に覆われて涼しく、文字通り蘇生した。
しかしパキスタンは今夏も洪水の予測だから、今後どうなるのかと案じられる…  ただし最酷暑の6月下旬に、氷河の大量融水でフンザの北に出来た大氷河湖が決壊するという怖い話には発展しなかったからヤレヤレだが。だが…あの氷河湖というのは何時かは必ず決壊するシロモノだから、決壊したらどれほどの大被害になるのやら。

某 有名週刊誌カメラマンのご厚意で、毎週キチンと日本から届けられる週刊誌。新聞とは違って「事件のその後」等、事件の詳細が掲載されているから、なかなか興味深いと言うか、重宝で有り難い代物だ。

ただ、毎週のように載る我らが首相カン様の芳しくない話題には辟易して、この2週ばかり「カン関連」は読み飛ばしている。原発関連に関しても辟易しているが、これには細心の注意を払うべきなのだろう。新聞では絶対に読めない話が満載で、ただただ憂鬱と言おうか、なんと表現すれば良いのか… 福島県やその近辺県に暮らす方々の生活や健康が思いやられる。いまは近辺県が中心だが…そのうちに日本全体に放射能関連の被害が出るに違いない。
とにかく枝野官房長官を初め、TVで「直ぐには健康に障りはない」「すぐには…」「すぐには…」と言い続けた人々の罪も重いと言わざるを得ない。何年かしたら枝野官房長官も、原子力安全委の面々も変わっており、「あの時は日本を混乱に陥らせないために、ああ言うしかなかった」と無責任なことを言うのであろう。

昨日、久々に見た日本のTV。被災地等に放ってある車両が夜のうちに盗まれ、当地パキスタンへも日本からの車両が多々入っていると言う。で、直ちに日本から車を送り出しをしている親しい仲間に話を聞いたら… 「放射能で汚染された地域では車は超格安どころか、5万円もつけて貰って引き取ってくるんだ」と、ウハウハ喜んでいた。放射能で汚染された車ねぇ…まいったね。
某週刊誌では独自に、海外の研究機関で福島県の大気中にどんな放射性物質が飛散しているかを調べて貰ったとか。 某週刊誌は乗用車のエンジン部についているエアフィルター(福島原発より30~50km離れた地域、主に福島市)を、3月11日以降100~200km走行している)の車を利用。
そしたら… フィルターからテルル129とやらが検出されたと。この結果について欧州放射線リスク委員会の科学委員長が、テルルが検出されたというのは、とても興味深いデータだと。テルル129とやらは核分裂によって生じる物質で、半減期が33日と短いから。半減期が短いものが、原発事故より3ヶ月がたった6月に採取したフィルターから検出されたということは、核分裂が今も続いている可能性---つまりは再臨界を起こしている可能性を示唆していると。最初に放出された量がわからないので、これが確かなことかどうかは断言できないが、再臨界が起きていたのかどうか、政府や東電は調査し、その結果を公表すべきだと。

引用が大変、長くなってしまったが、日本政府や東電は国民を何時まで欺き続けるつもりなのかなぁ。

民主党、オバハンの1票を返せ~~と、つい先般も喚いてしまったが……
元々オバハンは民主党の支持者ではなかったのに、ウチNWAの理事が参院選に出馬するというので民主党に1票入れた。自分が入れただけではなく、周りにもワイワイ言って民主党の支持をお願いした。いやはや申し訳ないし情けない…

まったく民主党の体たらく。 昨日、岡田幹事長が「2009年衆院選マニフェストの主要政策について、改めてその必要性を検討する必要があると言いだし、見通しの甘さを国民に率直におわびしたい」と陳謝したという記事を見て、おわびしたら済むのかい!?! こういうのは『何かの罪』にあたらないのか??と疑問に思ったものだ。
そしたら今朝はアホ・カンが参院予算委員会で、2009年衆院選の民主党マニフェスト(政権公約)について「財源問題で見通しの甘い部分があった。不十分な点は国民におわびする」と、公明党の質問者へ答弁だと!! 国民にお詫びしたらマニフェストを撤回できることをオバハンは知らんかった~~~ まったく詐欺じゃ~~~

海外に暮らして30数年、子ども手当も高速道路無料化の恩恵も受けていない。だが、はて?2009年の民主党によるマニフェストの内容はなんだったかな???と、わざわざネットで検索してみたわ… そして当初から、そのマニフェストに対する疑問点も識者からいっぱ~~~い並べられているのも。
公約が守れなかった場合の「罪状」も審議するべきだが、アヤツども議員は自分の首を絞めるようなことは金輪際、考えまいな!!

サッカーの女子ワールドカップ、日本なでしこジャパンがアメリカを破って優勝! 立派~~~  スポーツは好きだが見るよりも自分がヤル方が好きなので観戦は殆どしないが、今回の決勝戦は気になった。

「菅首相が決勝戦に、政府専用機を使って観戦に行くことを一時的にしろ検討していた」ことが明らかになったとの報道に、いったい何を考えているのか!! アホ・カンは、なぁ~~~んも考えていないのだろうと不愉快さ300%だった。この国難とも言える時期に時間と金を費やして決勝戦へ行くことを考えた周りもドアホとしか言いようがない。ああぁ~~1年前、民主党に入れた1票を返せ~~~
とにかく、なでしこジャパンのVは立派~~ そして嬉しいね。

オバハンたちNWA(日パ・ウエルフェアー・アソシエーション)から東日本大震災への支援、5500個のサッカーボールは送り出しの手続きに入った。5500個のボールを受け取った子供たちの中から、未来の選手が生まれることを祈って! ボール配布時に「なでしこジャパン」から選手が来てくれれば嬉しいのになぁ~
ただ、5500個のボールは純粋に被災地の児童生徒向けだが、日本で商業用とみなされ税金でもかけられたら困るので、アタマをひねらなくっちゃ。

モンスーンなので蒸し暑いが、気温は連日36℃と低く夏としてはメッチャ涼しい日が続いて生き返っている。でも、きょうは雲が薄いので最高温度は38℃くらいまで行きそうだが、40数℃を経験した身体には何ということもなし。とにかく、この10日ばかりはずっと36℃~38℃で身体への負担も少なく、ただただ有り難い。

今月初めの英字新聞トップ。オサマ・ビン・ラディンの家族がパキスタンから出国出来なかったとか。そらそうやわねぇ… 事件からまだ2ヶ月ばかり、常識的に考えれば、充分な取り調べも済んでいないのが現状ではないのかな。 あのオサマ事件が、アメリカの発表通りに「本物の事件」であったとしていたら、簡単な取り調べや調査で済むわけもなかろうに。 パキスタン政府(軍)も1枚岩ではなく、幾通りもの利害に分かれているから「出国させよう」としたグループのあったことは間違いがない。しかし驚きだわ。

オバマがパキスタン向け軍事支援を大幅に減らすと発表。オサマ・ビン・ラディンを匿っていてアメリカに協力をして来なかったパキスタンに対する懲罰的な「支援凍結」と。 米政府は「テロとの戦い」の同盟国として今年約20億ドル(約1600億円)の軍事援助を供与する予定だったパキスタンに対し、総額の4割に相当する8億ドル(約640億円)の援助を凍結する措置に踏み切ったと。国民の63%がパキスタンへの援助停止を求めているとの報道を見て、なぁ~~んだ、経済不況のアメリカは話をここへも繋げ、「国民の大切な税金を無駄にするわけには行かない」と、とことん国内向けの宣伝にしたかっただけなのかとオバハンは納得。
アメリカの支援でなんとか国家として成り立っているようなパキスタン、足元につけ込まれても反論のしようがないわ。悲しいが…

久しぶりに窓を開けて寝た。室温よりほんの僅かに冷えた夜気が流れ込む中、扇風機を緩々まわし休んだのは1ヶ月ぶりか、もっとかも。春先に内庭へ面した室へ引っ越し、庭木の発する香りに満たされて眠るのを至上としていただけに、この閉め切ったままの1ヶ月余は辛かった。

息子夫婦が中心になって行った、イスラマバードでの東日本大震災への支援活動。 前にも書いたように、パキスタンからの海外向け送金は日赤へしか出来ないので、(ユニセフや日赤などの大団体では、数々の経費使用によって被災地へ落ちる支援金は30%になってしまうと言わ れているので)、なんとしても日赤へだけは支援金を送りたくないと、日パ双方にとってプラスとなる方法を考えたのが、当地でサッカーボールを購入、被災地での配布するアイディア。

多くの皆様方のご協力により5500個ものボールを注文済み。パキスタンカラーの緑色と、日の丸の赤色を中心にしたデザインは素晴らしく「がんばれ東北、がんばれ 日本」「パキスタンの友人たちから」そしてオバハンたちの団体NWA(日パ・ウエルフェアー・アソシエーション)のロゴ入り。ボールを蹴った時に緑色と赤色のコンビネーションがきれいで、早く実物を皆にも 見てもらいたいなぁ~~~と、日本へ届けるのが楽しみ。
被災地県庁で、「上から目線の発言を繰り返した」として物議を醸している松本復興相が、「がんばれ東日本」と手書のサッカーボールを蹴っている写真がネットに掲載されていたが…  報道というのは一部が切り取られて強調されるから誤解を招きやすいのも確かだが、心無いと思わせるものがあったのだろうな。

息子は仙台にあるリーグへコンタクト、オバハンは東北各県の体育協会へコンタクトを開始。 配布先を考慮中。皆様方の中にも良いアイディアがありましたら是非ご連絡を~~

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