40年以上もパキスタンで登山・トレッキングの手配や数々の取材手配をしていると、通常ではあり得ない事故に出くわす機会が多い。今までにお見送りしたご遺体は30体を超えるし、誘拐に遭ったお客さまの解放に向け身を削ったことが2回もある。他、自分自身が弾に当たったことが1回、撃たれそうになったことなどは数回以上だ・・いずれも運よく??今日まで生きていられるのはアッラー(神)の御心に違いない。
さて、お盆に見つかった日本人らしいご遺体、該当しそうな団体に連絡は取ったが・・きっと皆で集まり頭を抱えておられることに違いない(気がする)。写真で見る限り、当時、着ていたアノラックの色が一致するとか・・だからと言って「ハイ、パキスタンへ行って確認します」とも簡単には言えないだろう。今から25年もの昔、インダス河へ落ちたバスに乗っていた日本からの観光客、面識も無く今となっては経緯も定かではないが、ご遺体の引き上げを頼まれた。頼まれたら断ることを知らない性格のオバハンなので現地へ行き、強盗の多い治安最悪の地域で4部屋しかない(電気も無い)公営のホテルに泊ることになった。夜中1時、ドアをダンダンダンと激しく叩く音、手持ちの大金の入った袋を思わずベッドの下へ蹴り込み、歯を喰いしばったものだ。ドアを開ければ4人の警官らしき人たち・・だが制服を着た強盗かも・・という按配。インダス河へ落ちた現場を案内と言うが、夜中の1時に来て言うことでもあるまいに。滞在、数日、河から引き上げイスラマバードへ運んだご遺体は日本人ではなかった・・という痛恨の間違いをしているから、ナンガパルバットのご遺体にもついつい用心ぶかくなっているオバハンだ。もっともビビリのオバハンはご遺体には超弱い、怖い、直視できない・・金庫番のために現地へ行くだけだ・・
ナンガパルバットの登山基地からはヤイヤイ連絡が来る、連絡をくれた人は律儀なのか、その当時に事故ったベネゼイラの人ではないかと、ベネゼイラの山岳協会へも連絡したと言う。最悪はオバハン自身の責任で弔うしかないのだろうが・・
さて、お盆に見つかった日本人らしいご遺体、該当しそうな団体に連絡は取ったが・・きっと皆で集まり頭を抱えておられることに違いない(気がする)。写真で見る限り、当時、着ていたアノラックの色が一致するとか・・だからと言って「ハイ、パキスタンへ行って確認します」とも簡単には言えないだろう。今から25年もの昔、インダス河へ落ちたバスに乗っていた日本からの観光客、面識も無く今となっては経緯も定かではないが、ご遺体の引き上げを頼まれた。頼まれたら断ることを知らない性格のオバハンなので現地へ行き、強盗の多い治安最悪の地域で4部屋しかない(電気も無い)公営のホテルに泊ることになった。夜中1時、ドアをダンダンダンと激しく叩く音、手持ちの大金の入った袋を思わずベッドの下へ蹴り込み、歯を喰いしばったものだ。ドアを開ければ4人の警官らしき人たち・・だが制服を着た強盗かも・・という按配。インダス河へ落ちた現場を案内と言うが、夜中の1時に来て言うことでもあるまいに。滞在、数日、河から引き上げイスラマバードへ運んだご遺体は日本人ではなかった・・という痛恨の間違いをしているから、ナンガパルバットのご遺体にもついつい用心ぶかくなっているオバハンだ。もっともビビリのオバハンはご遺体には超弱い、怖い、直視できない・・金庫番のために現地へ行くだけだ・・
ナンガパルバットの登山基地からはヤイヤイ連絡が来る、連絡をくれた人は律儀なのか、その当時に事故ったベネゼイラの人ではないかと、ベネゼイラの山岳協会へも連絡したと言う。最悪はオバハン自身の責任で弔うしかないのだろうが・・
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