年中、やや足高のコタツ机の上にパソコンを乗せているのだが、その周辺を整理整頓した!!と言っても高さ25cmほどの椅子の位置を元の場所へ移し、緑の厚い林のような外を眺められるようにしただけなのだ!考えてみれば何で椅子の位置を換えたのか??ようやく1ヶ月ぶりにシックリする場所へ戻り腰を落ち着け気分爽快。先ほどまでの椅子の位置は実に落ち着かなかった、座り心地も悪かった。パソコンを触ろうという気分にもなれなかった。真面目に仕事?をするためのデスクは一応あるが、正面が壁では鬱陶しいからとここ4年、窓辺へ向けてコタツ机を愛用して来たのだ。
さてさてアフガン情報。いよいよ無政府状態だわ。パキスタンとアフガンの国境検問所で、タリバーンが政府に変わって関税(交易品やトラックの通行税など等)を徴収し始めたとのニュース。タリバーンはタジキスタンやイランとの国境検問所など、そして物流拠点を次々に占拠しているというから、政府には税収が入らなくなったと言うことだ。海のないアフガンなので、政府は国境検問所で税収の大半を賄っているのに・・と案じていたら、交易品を積んだトラックが政府管理の首都などへ入れば、そこでも税金を徴収されるのだと言うから、なんたること! 思い返せばアフガンで過ごした約600日間、パキスタンから首都カブール、首都から地方へ走る度に、わけのわからん通行税??を何十回とられたことか・・中には道路に大きな穴を造り、あるいは大きな石をならべ道路修復のふりをした人だか民兵からも通行税??の徴収があったものだ。
タリバーン首脳が「どんな約束」をしようとも、それが末端へ届くことは絶対にない。アフガンの人々は「独立独歩」他人の言うことなどをハイハイとは聞かず、自主的に行動するもんな。だから和平会議は無駄だし、国は混沌としたままで法治国家などは夢のまた夢だ。
生きている土台(正義)がまったく異なる人々だけに、理解しがたい面は多々あるが、それだけにフト価値観を同じくする人に出会えば半端でない感動もあるのだが。