一昨日の朝、イランからのミサイル攻撃でイスラエルの病院に着弾、40人が負傷。それにつきイスラエルの国防相は、「軍事施設ではない病院を狙った。国際法上、許されない」と大騒ぎだ!!だが、イスラエルがパレスチナ・ガザで多くの病院や民家を砲撃・破壊したのは国際法上、許されているらしい??!ガザの死者、判明しているだけで約6万人に近く、負傷者は約13万人という。さらには瓦礫の下にはどれだけの人々が埋まったままか。そして今は食料配給拠点の近くを狙い、飢餓と戦う人々の上にと砲撃。ユニセフは言う「イスラエルは飢餓を武器として利用している」と。
イスラエルの国防相や外相の言う「病院を狙うようなイランの指導者は、もはや存在を許されない。奴らは現代のヒットラーだ!」との強調。なんたる一方的な論理か!いやいや狂っている!! 
日本では某新聞が駐日イスラエル大使にインタヴュー。ここでもイスラエルは「イランの核脅威除去は『日本を守ることに』になると、イラン攻撃への意義を強調と。イスラエルの精神構造には疑問が付いて回るとオバハンは想うのに、欧米諸国の指導者の多くは、それを半ば以上容認している不思議さ。某新聞の記者も反論はせず、駐日イスラエル大使の言い分をホイホイそのまま掲載している不思議さ!某新聞の編集責任者もイスラエル寄りなのか??

パキスタン政府は、印パ軍事危機における「断固たる外交介入と、極めて重要なリーダーシップを評価」ドナルド魔王を2026年のノーベル平和賞に正式に推薦を決めたって。急速に悪化する印パの状況を緩和し、2つの核保有国間の紛争を回避したと。イスラエルによるイラン攻撃、アメリカも参戦する、しない、日毎に替わるドナルド魔王の言動・・気色の悪い中途半端な態度を取らず、ここでこそ平和のために汗をかいて欲しいがものだが、アメリカにとってもイランは50年来の宿敵!叩き潰すしかないのだろう・・

イスラエルがイランを攻撃して1週間になった。「過酷な報復」を口にするイランだが、イランの攻撃手段である中距離弾道ミサイル発射台(基地)の多くがイスラエルによって攻撃・破壊され、十分な反撃が出来なくなっているという。イランは軍事力を増加するために中国に「数千トン規模の弾道ミサイルの原料」を求めていたらしいが、今回の戦争には間に合わなかった模様だ。イラン、ロシア、中国の3ヶ国は定期的に合同海軍演習まで実施していたという・・イランにとっての同盟国とも言えるロシア・中国だが、アメリカのように見え見えの軍事的支援をするわけにも行かず、したらしたで戦争は拡大、第三次世界大戦にもなりかねない現実がある。
さらに、イスラエルは首都テヘラン一帯の制空権を確保したとニュースにはある。過去にイランと壮絶な戦争をした隣国イラクにしても、イランと同じイスラーム・シーア派の人々は人口の6割を占めているから、イランの苦境を見てやきもきしているだろうとオバハンは想うのだ。同じように
周辺イスラーム国の多くは、イスラームの連帯・同じ宗派の連帯は強靭だ・・かといって一昔、ふた昔前と同じように義勇兵になって、イランのために戦うという戦争ではなくなった。みすみすイランを見捨てるような今の状況、ただただ神アッラーにイスラエル首相とトランプ魔王の死を願うしかないのかな・・

モンスーンが近くなって湿度が10数%→40%くらいになっただけで、部屋からキッチンへ行く70数歩の間に汗ばみ、キッチンに着いた時には汗が噴き出て来る。同じ40℃でも湿度の有るなしで大違いだ。週末からの天気予報では連日、雨マークが出ている。上手にほどほどに降って欲しいものだ。

アメリカが1~2日、あるいは数日以内にイランへの攻撃に備えているらしいと多くのニュース媒体が伝えている。トランプ魔王が攻撃計画を承認したというニュースもある。もしもアメリカがイランへの攻撃を開始したら、今は遠距離操縦による空中戦やドローンによる攻撃が主となって人的損害は少ないかもしれないが、イラン人を中心にイスラーム世界からの怨嗟をイスラエルと共に受けることになるだろうにな。イスラーム世界ならずとも心ある人は、今回のイスラエルによる過剰防衛を苦々しく思っている筈だ。軍備に劣るイランは負けるだろう、だがその後に続く「理不尽な攻撃を受けたと信じる国々の抵抗者」から反撃を必ず受けることになろう。反撃は細々としたものかもしれない、だが「抵抗運動」は連綿とテロなどという形で続きそうな気がする。イーロン・マスクがいみじくも言ったという「パレスチナでハマスを1人殺せば、何人もの新たなハマスが生まれる」と。イスラーム教徒を侮ってはならない。それにしてもアメリカと言う大国は強欲だ、アメリカの政治・経済構造は、戦争によって利益を得る軍産複合体によって支えられているとは誰でもが知っている現実だ。アメリカの軍需産業は世界の軍事費の約40%を占めているとか。世界の何処かで戦争や紛争が途絶えたらアメリカ経済はガタガタになる。リーマンショックどころではないらしい・・
イランへの攻撃、どこまで介入するのかは不明だが、ベトナム戦争やアフガンで泥沼に嵌り負けたことを想えば、短期で決着をつけるつもりであろう。何にしても、10年ごとに世界の何処かで大きな紛争がないと経済が立ち行かないとは、阿漕な国だ。トランプは敬虔なるキリスト教徒らしいが、神の恩寵はトランプにはない!

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