第27回参議院議員選挙に伴う在外投票のお知らせ詳細が、在パ日本大使館から届いた。在外でも日本在住でも選挙には必ずのように行くのだが、当地での投票には面倒な障害がある。我が家から日本大使館までは車で僅か10分足らずにもかかわらず、外交団地域と称する場所へ行くためには政府管理による検問所が幾つもある。前回の補欠選挙だったか??では野党によるデモの直後だったこともあり、日本大使館へ行くのに30分もアチコチを走りまわり、日本大使館を目の前20mにして、外交団地区への入域許可のアルナシで検問所でのやり取り10分余。大使館は「〇月〇日から〇月〇日までは投票のために日本大使館を訪れる日本人がある」からと、検問所へ通知を出しておいてもらいたいものだ。日本大使館に一番、近い地域に住んでいるオバハンですら、検問所でのやり取りを想えば投票に行くのを躊躇する。
夏至も過ぎた、モンスーンに入った。今週はずっと雨マークが出ている。気温は30℃半ばなのに44℃の頃よりも暑くて朝から水シャワーをすることになる。この暑さが2か月続くのかと想えばゲンナリする、これはオバハンの体力が落ちたせいであろうな。

今朝はやくトランプは「我々がイランの核兵器開発基地を破壊したために、イランは保有する装備で核兵器を製造することが出来なくなった」さらに「イラン・イスラエル間で全面的かつ最終的な戦争についての完全な合意・停戦が成った」と述べていたが、半日もしない間に「イランとイスラエルが停戦協定違反をした」と述べている・・とは当地の報道だ。CNNでは「戦争のやまない中東に永遠の平和が訪れた」とトランプは主張、自賛だというが、幻想に近い気がする。アメリカによる重爆撃でイランの核開発計画は深刻な打撃を受けたことだろうが、必ず「抑止力」として核兵器の開発を再開することだろう。
つい先般の印パ軍事衝突、あれも双方に核兵器があったことから早々と矛をおさめられたのではなかったろうか? 今回のイスラエル・アメリカによるイラン攻撃で、イランは多大な被害を被った・・ほとんどの指導者・多くの国民が核兵器があったれば抑止力になって、ここまで攻撃されることは無かったのに・・と考えたのではあるまいか?

やれやれ‥‥とうとうアメリカがイランに直接攻撃3つの核施設を完全に破壊と。それを米国防総省が「米国史上最大のB-2作戦攻撃」として、アメリカから飛び立った爆撃機の飛行経路と、途中での空中給油の詳細、タイムライン等などを示す地図まで添えて得意満面で解説している。イラン国内にアメリカ軍が直接攻撃としたことでホルムズ海峡はイランによって封鎖。パキスタンは湾岸地域からのオイルの大きく依存しているので、一昨日「最低でも20日分の燃料備蓄を維持するようにと石油会社へ指示、即時輸入を命じていた」が、間に合わなかったな… 日本も湾岸からのオイルに頼っているが、中国も湾岸からのオイル輸入は過半数を占めているという。日本人の多くからしたら遠いところでの戦争かもしてないが、生活に響いて来るのは確実だ。アメリカ(トランプ魔王)がイランの核施設を直接攻撃したことで、世界全体に様々なリスクを撒き散らしたとも言え、これからの影響が案じられる。
そんなトランプ魔王に2026年のノーベル平和賞への推薦をした、パキスタン政府の卑屈さ・奴隷化にパキスタンの野党などが撤回を要求した~~良かった!撤回の要求をする人たちがいるっていうだけでホッとする。トランプはウクライナとロシアの戦争、イスラエルとパレスチナ・ハマスとの紛争、いずれも3日で終結させるとの大口で、あたかも平和推進者を装ったが、大統領に就任して半年近くになろうとしているのに終結どころか、激しいままだ。さらにはイスラエルの尻馬に乗ってイラン攻撃、国連安保理事会では「ガザでの停戦を求める決議には、何度も拒否権を発動」そんなアメリカ・トランプにノーベル平和賞への推薦、ただただ恥ずかしい。


さきほど国内ニュースに目を走らせていたら、パキスタンによる「トランプのノーベル平和賞」に関し、多くのネットユーザーが「パキスタン政府の決定に信じられない思いと、恐怖を表明してた」とあって、Xにおける書き込みがテンコ盛り! 「当然のことながら、この決定はパキスタン人の殆どを驚かせ、羞恥と当惑の反応を引き起こした」等々。「トランプは混乱、分裂、好戦的」としてよく知られており、彼のノーベル平和賞への指名(推薦)は、真の平和推進者全員に対する侮辱だ。トランプにノーベル平和賞を与えるのは、放火犯に消防士の勲章を与えるようなものだ!など等、読んでいて溜飲の下がるモノも多々。パキスタンにも良識人はイッパイいた!ジンダバード!(バンザイ!)

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