朝から雲が多く青空が少ない。乾季の今、気温が上がらないようにと終日、雲の多い日を・・と願うのは贅沢過ぎるというものか。気圧は昨日より徐々に上がっているのに、明日からは雷雨との予報だ。当地の雨は日本のようにシトシト静かに降ることは滅多になく、中々激しい。波状攻撃で突風を伴う驟雨がやって来て、大木がいとも簡単にねじ切られる。一雨来たら庭木が生き返るのにと、オバハンは雨を切に願っているが・・・雨が来れば大地に緑が増え、蝗(バッタ)が繁殖・増加すると、コロナと並んで蝗害ニュースが10日ほど前から増えている。    
昨年同様アフリカで発生、偏西風に乗った蝗は中東、イランから国境を越えバロチスターン州へ侵入、穀倉地帯のパンジャーブ州では、綿花、西瓜、マンゴー、サトウキビ、ゴマ、緑の飼料植物などを貪りつくす蝗の害に瀕していると。2億4000万人の人口を抱えるパキスタン、イスラームの互助精神のお陰でインドのように餓死者はないが、蝗害では飢饉のリスクが高まると国家災害監理局が警告を出し、既に蝗駆除のチームを1000チーム以上も配備。シンド州政府農業省はすべての役員とスタッフの休暇を取り消し、蝗害対策に当たっているとも言う。   
オバハンに出来ることは・・(顰蹙を買おうとも)週末からの風雨で「西からの風に乗って1匹でも多くの蝗が「敵国インド」方面へ行きますように!と祈るくらいだ! インドの人々には申し訳ないが、まずは長年、置いて頂いているパキスタンのためにお祈りしたい!    
とにかく雨の後、1平方メートルあたり1000個の卵を産み、1週間ごとに孵化を繰り返す蝗、専門家によれば4畳半に4万匹を超える蝗があふれ被害をもたらす事態になるという・・6月半ばからのモンスーン、雨が来れば大地は緑になり、蝗が大増殖する。その前に蝗を封じ込めねば食糧危機を引き起こすと聞けば、真面目に祈らずにはいられない。