マリオット・ホテルの全焼とその後を(噂も含め)、まだ機会あるごとに聞いている。当地でも、早々と新聞にも載らなくなったというのに、相変わらずしつこいオバハンだ。 聞いてどうなるものでもないと思いつつ…

ギルギットから帰って来た日にも聞いた事柄だが、さらに念をおして聞いてみると、大爆発・全焼の前日に米軍が30人ばかりホテルへ入ったという、あの話は若干ちがっていたな。 某所が確認した信頼出来る話では、トラック3~4台に200人の米兵が投宿(めったにない事柄) 現地の警備員を寄せ付けずに自分たちで荷物を運び込び、翌日は9人を残してチェックアウト。 マリオット・ホテルは350室前後だったと思うから、前夜は米兵で半分近くが埋まった勘定だ。

一部には、その米兵たちを狙ったテロではないか?という説もあったが、武装勢力がトラックに爆薬を満載して、首都まで運んで来るにしては手際が良すぎるので、やはりCIAやISIの謀略説の方が有力だ。マリオットのオーナーが「4ヵ月後にホテルを再会する」と、まったく慌てもせず強気の陰には、アメリカから莫大な補償金を受け取っているからだとか、充分にあり得る話が多くて興味がつきない。

パキスタンが米国の「対テロ同盟国」に名を連ねて7年近く、北西辺境州の部族地域でタリバーン(武装勢力)掃討を始めて1万4000人以上が命を落としていると言われている。この間、犠牲になった民間人は武装勢力よりも多いに違いない。前にも書いたが犠牲者の家族の多くは反米、反政府活動を開始する。テロ組織掃討で犠牲者が出れば出るほどパシュトーンの男は報復に走る。悪循環の極みだ。

アメリカは自国民に対して、イスラマバードやカラチなど大都市の主要ホテルでの滞在や、訪問を禁止したと伝えられている。ヨーロッパや日本政府も右に倣えとなるのだろう。 きょうの「お知らせ」には、爆発音を聞いたら伏せろ、普段から伏せる練習をしておけ等など、今までにはない具体的な事柄が書かれていた、たまらんな…