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昨日は留守にしていた間の雑用を特急で片付け、きょうは早朝からマリオット・ホテルへ…
内務省や大統領府に近いマリオット・ホテル、何ヶ所かの検問は「内務省Dブロックへビザの更新に行く」と言ってくぐり抜け、マリオット・ホテルの並び、パキスタンTVの大通りで車を捨てて徒歩。マリオット・ホテルからビル3つ離れたパキスタンTVの被害は窓ガラスの破損のみ。ホテルへ近づくにつれ大通りの街路樹は引き千切られ、ホテル前では直径40~50cm近い大木が根こそぎ抜け、なぎ倒されている。マリオット・ホテルの隣のビルは窓ガラスがすべて破損、熱波で焼け焦げ状態。向かいの政府(バロチスターン州)ゲストハウスの窓も全壊、ベランダにはガラスの破片を払い叩くつもりなのか、ベッド・マットがズラリ。わが家はマリオットから2km弱、それでもガラスが割れた時に厚いカーテンを引き裂いているから、1km以内の惨状は押して知るべし。

厚かましく、ごく当たり前のような顔でホテルの近くまで入り込むと、かえって誰何する警官や兵士もなく、結局は堂々と敷地内へ入れた。 顔見知りの大男ドアマンや、セキュリティ・チェックのお姉さんの写真も犠牲者の中には含まれていた。爆風で飛び散った肉片の死臭が漂い、凄惨だ…  駐車場のオジサンに「生きていて良かったね!」と声を掛けると、右手のひらを額に当て腰を屈め、「ありがとうございます」と。
大爆発は正面玄関、そして火の手が上がったのは正面から見て右手、上階部の端と目撃者は言う。新聞ではガスパイプに引火とあるが、上階右端から火の手が上がったというのがチト解せないな…

ザルダリ大統領はマリオット全焼後、「これで国全体がテロと戦うことになる」と演説し、ニューヨークでの国連総会へ向かったと伝えられているが、演説を聴いたからと全国民が政府の対テロ策に協力するとは思えない。国連総会出席後、ザルダリ大統領はアメリカで副大統領候補のナントカというオバサンとにこやかに会談?をしていたが、単なる候補者と気軽に会って、なんとも安っぽい大統領だわ… 
 
今後、パキスタン政府は対イスラム武装勢力掃討のためにアメリカと手を結ぶのだろう。というよりも、アメリカの言うことを聞く男、ザルダリを大統領席に(アメリカが)座らせたのだから、これからのパキスタンはアメリカの思うがままか… 
しかしイスラーム原理主義者、過激派を押さえつけるのは至難だ。主義主張を簡単に変えるなら原理主義者とはならないだろうし…